晴れ、16度、56%
昨年暮れ、車の掃除をしながら、私が小学校のころ、車を洗う父のことを思い出した。
父が他界して、もう、40年ほど経つが、わたしが小学生といえば昭和40年前半。車が好きな父は、寒くても正月前には自分で車を洗っていた。仕上げには、羊の裏皮で磨き上げる。そして、小さな注連縄を車につけていた。きっと、私が車が好きなのは、父譲りなのだろう。
思い出したのは父のこともそうだが、昭和40年代、福岡では正月、車にも注連縄をして祝ったものだった。行きかう車が、みな注連縄をしていたように覚えている。 もう20年以上、日本で正月を迎えたことはないけれど、昭和60年代でも車の注連縄はもうなかったように思う。
我が家の、玄関飾りを片づけながら、車の前に、ちょうどナンバープレートのあたりに小さな注連縄を飾って車が走っていた、あの頃の日本を懐かしく思う。
羊の裏皮の香りまで思い出しました。
正月の道路には、たまにお飾りが落ちていました。
当時、自動車車は
大切に扱かわれていたような気がします。
道に落ちてましたよね。汚くなって、だって、道路は舗装されてなかったし。
時々、ブログ拝見してます。最近ヤット、コメントの仕方が分ってきました。