チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

レンズ豆のスープ

2020年12月14日 | 昨日のお昼ご飯

曇、9度、60%

 「レンズ豆」という豆があります。小豆より小さくて薄っぺらな豆です。この「レンズ豆」のことを知ったとき日本にはまだ缶詰の「レンズ豆」しかありませんでした。しかもとってもお高くて手が出ません。そのあと香港に渡りました香港では日本で見られない「レンズ豆」や「ひよこ豆」の乾燥物がお安く売られていました。もちろんすぐに買って料理しました。

  「レンズ豆」は緑、ブラウン、オレンジとありますが一般的にはこの緑を使います。小豆に似た豆質です。小豆同様、水に漬けることなく炊くこともできます。付け合わせやサラダもいいのですが、寒いこの時期には「レンズ豆」のスープはお腹持ちよく体を温めてくれます。

 水につけて置いた「レンズ豆」とソーセージ、玉ねぎ、セロリをコトコトと煮込むだけのスープです。「レンズ豆」からの出汁、ソーセージから出る旨味、お味付けはソーセージの塩味を確かめて最後にします。できたらソーセージは生ソーセージを使いたいところですが、手に入りませんでした。いたって簡単なスープです。ドイツの人たちが好んで食べるスープと聞きます。

 日本には美味しいお豆がたくさんあるのに、食べ方は甘煮が大半です。サラダやスープにも最近は使われているのを見ます。豆料理が増えるといいなあ思ったとき、一つのことに気付きました。日本はお米の国です。主食がお米ですから、豆主体の料理は必要ありません。ご飯のお供に甘く炊いたお豆で十分です。豆や芋が主食の国とは食べ物が違って当たり前です。やはり日本は豊かな国だと感じます。

 この「レンズ豆のスープ」ボリュームがありお皿いっぱいのスープでお腹も満腹。地味なスープですが、滋味あるスープです。寒い日にはこんなスープもお勧めです。


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