チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

たけのこ

2021年04月03日 | 美味しいもの

曇、19度、76%

 皮付きの「たけのこ」が八百屋の店先に並びます。春を感じます。一年中真空パックで売られている「たけのこ」も見慣れました。香港では秋に「たけのこ」が出てきます。買っている人を見かけませんでした。小さな「たけのこ」で姫皮を向くと益々小さくなるという代物でした。

 帰国以来、毎春「真奈さん、たけのこをお送りします。」とご連絡を受けます。最初の年は「ヌカ」を用意して待ちました。送られて来た「たけのこ」はすぐにも食べれるように茹でて水に浸かって送られて来ました。以来厚かましい私は「どうやって食べようかな?」と考えながら待っています。

 先端の柔らかいところは、まな板の上で切りながら口に放り込むことがあります。「たけのこのお刺身」です。主人は台湾で「たけのこのお刺身」にマヨネーズが添えられて出て来て以来、その食べ方がすっかり気に入っていました。私はお醤油を添えるのが好きです。今年も「たけのこのお刺身」がでまず。

 根元の太い部分は「ゆば」と炊き合わせました。 「たけのこ」はかぶるくらいのおかかで、「湯葉」はおじゃこのお出汁で別々に炊き上げます。「たけのこ」は私の煮物にしてはやや濃いめの味付けです。「若布」の炊き合わせいいですね。まだ大きな「たけのこ」が2本あります。「どうやって食べよう?」中華風の炒め物もいいなあ、もちろん「たけのこご飯」。

 「たけのこ」と一緒にこれまた好物の「生麩」を入れて下さっていました。「細工麩」は福岡でも手に入りますがかまぼこ状の「生麩」は滅多に見かけません。きっと、「たけのこ」と炊き合わせてくださいというお気持ちからだと思います。でも「生麩」の一番美味しい食べ方はこれまた刺身だと思っています。薄く切るのではなくごろりと大ぶりに切ります。 「よもぎ麩」は草の香り豊かです。「粟麩」は歯に当たる粟のつぶつぶ感がたまりません。乾燥した「お麩」は余り好きでないのに「生麩」は大好きです。同じものではないといつも思っています。

 道でお会いする人と立ち話、「今年は春が早いですね。」とみなさんおっしゃいます。30年留守して帰国後4年目、まだ早いか遅いか言える立場ではありませんが確かにすべての花の開花が昨年より早いと感じています。アゲハ蝶を見かけました。やれやれ、「サンショ」と「レモンの木」を見張らなくては。春たけなわの美味しいもので元気をもらっています。

コメント
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