小さな日記

ワンクリック募金 毎日クリック!
http://clickbokin.ekokoro.jp/

七月大歌舞伎

2008年07月17日 | Weblog
母の念願だった歌舞伎をやっと見に行くことができた。10日頃、チケットを求めたのだが、昼の部義経千本桜は、どの日も満席。夜の部、泉鏡花の「夜叉ヶ池」と「高野聖」を見た。「夜叉ヶ池」は、春猿の美しさがきわだつ。頭が小さくて目が大きく、所作の躍動感ときたら、、、すごい逸材ではなかろうか。「高野聖」は、海老蔵と玉三郎。一階一列1.2番というかぶりつき花道のすぐ横だったので、惚れ惚れ。花道での海老蔵のつぶやきも聞こえ、水浴びする際ご両人の裸も見えてしまった。オホ!(オペラグラスを持って行ったのです)

歌舞伎は、わたしは小学校一年生以来。小屋は、こじんまりとして横長。学芸会のものすごく立派な感じ。大道具、小道具、音楽、照明、演技陣、全てが宇宙のかなたほど水準が高い学芸会と感じた。黒子の操る、馬、猿、蛇、鳥、蝶などの造作や動きがアナログで面白い。馬のまばたきのかわいかったこと!浮世を忘れてつかの間の非日常を楽しむ贅沢なひととき。でも、すっごく可笑しなこと言ってもしても、観客って笑わないの。わたしと母は笑ったけど。笑わそうとしてるんだから、笑ってもいいと思うよね。

行って帰って、とにかくそれだけで、母には大仕事。一番前の席なのに、声もよく聞こえなかったようだ。階段の上り下りが辛く、幕間の食事にも行けなかった。それでも、無事、家にたどり着いたら、「8月のも行こう」と言うので、さっそくウェブでチケット予約。え!?千秋楽しか一階席が空いてない。すごいなぁ、歌舞伎って、人気あるのね。

最新の画像もっと見る