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夕刻、風が強くなってきて、外はしのぎやすそうだったので、散歩に出た。先日、「蟻」さんで紹介いただいた「匙や」さんに向かう。「匙や」さんは匙を売っているのだろうか?よくわからないまま、簡易地図を見ながら夕日に向かって歩くと、風が心地よく、汗が止まった。連れ合いから携帯に電話がはいる。静岡県からだ。相当暑いようで参っている。受話器からこの涼風が送れればいいのにね。
思ったよりずっと長く歩いて、匙やさんがみつかった。ちかごろ流行りロハス系雑誌から飛び出してきたような木造の小さなお店。といっても、品数はとても少なく、店かどうかも定かではない。壁にかかった麻の手作りバッグ、一点ものの小さな陶器、古い茶箱に並んだ刺し子のコースター、、土間奥には爽やかなご夫婦が、手仕事にいそしんでいる様子。店先の風鈴の響きと、物の少なさ、色数の少なさ、自分が、映画の中に迷い込んだような涼しさと静けさ。奥の壁には木を削った匙が並び、やっぱり匙やさんなのだと思う。
黄昏時に似合う美しいお店だった。
http://sajiya.exblog.jp/i6/
思ったよりずっと長く歩いて、匙やさんがみつかった。ちかごろ流行りロハス系雑誌から飛び出してきたような木造の小さなお店。といっても、品数はとても少なく、店かどうかも定かではない。壁にかかった麻の手作りバッグ、一点ものの小さな陶器、古い茶箱に並んだ刺し子のコースター、、土間奥には爽やかなご夫婦が、手仕事にいそしんでいる様子。店先の風鈴の響きと、物の少なさ、色数の少なさ、自分が、映画の中に迷い込んだような涼しさと静けさ。奥の壁には木を削った匙が並び、やっぱり匙やさんなのだと思う。
黄昏時に似合う美しいお店だった。
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