私は、それほど、
猫が好きなわけじゃない。
おはようございます。
正確には、猫との暮らしが、それほど好きではない。
こんな私が言うのもおこがましいが、
のん太はスーパーウルトラ可愛いと思っている。
実は、我が家の猫の全頭に、そう思っている訳ではない。
無類の猫好きではないからこそ、冷静に見て判断してしまう節があるのだ。
例えば、あやは、見た目が全然可愛くはない。
何年付き合っていても、オスのカンガルーにしか見えないんだ。
性格に至っては、猫にしておくには惜しい程の底意地の悪さを持っている。
時々、私の心に潜む闇を映す鏡かと思ってしまい、ハッとする。
だから、あやには甘い対応を取ってしまうのかもしれない。
その点、おたまは美しい猫だと思っている。
が、何を考えているのか何も考えていないのか、さっぱり分からない。
人間に対しては、かなり素っ気ない。
かといって、構ってみれば、そこそこ受け入れているように見える。
どっちなの?
触られるのが、嫌なの?いいの?
どうしても独り相撲になってしまい、だから追いかけてしまうんだ。
うんこは、可愛いか可愛くないかなど、どっちでもいい。
うんこはうんこ、私の自慢の子なんだ。
最近少し痩せたとはいえ、まだ一般的には太った猫の枠にいるが、
たれのんの長毛でモコモコしている姿に見慣れて、
つい、うんこが中肉中背に見えてしまう、今日この頃だ。
ほくろたれ蔵も、見た目の点では、うんこと同じ感覚でいる。
可愛いか可愛くないか、ジャッジできない。
来た当初から、まるで私を助けに来た助っ人のような子だ。
信頼しているから、放っておいてしまう。
思い出したように構ってやると、ころころ転がりながら喜ぶ。
そんな健気な姿に、ついうっかり、毎回泣きそうになる。
冷静に見て、私の力量と住居の条件を鑑みれば、
この頭数は決して望ましくはない。
だから、気を遣う事だけは怠らないでいたいと思っている。
例えば、爪切りにも気を遣う。
他猫が寝ている隙に、こそっと切ってやったりする。
猫にとって大事な武器を切られるなどという屈辱には
細心の気遣いが必要だと思っているんだ。
猫は気高い生き物だ。
可愛いだけでは、共に暮らせない。
こんな私だから、
本来なら様々な猫の画像を愛でているくらいが、
好ましいと思っている。
がしかし、
のん太は可愛いだけで暮らしてしまえる。
なんなんだ?
実は、この溢れんばかりの「きゃわいい~」思いに、
自分で戸惑っている次第だ。
そんな私の心に潜んでいる思いを共有しているのも、
やっぱり、あやなんだよね~。
あや「のんちゃ~ん?」
のん太「なんら?あっあや姉らな。こわい」
あや「はぁぁぁ~、超スーパーウルトラ可愛い」
ほんと、超絶スーパーウルトラ可愛いよね~ね~。
皆さん、ほんと、飼い主バカな記事でごめんなさい。