うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

おたまの心の憂鬱?

2021年08月26日 | 日記

『えたいの知れない不吉な塊が

私の心を終始圧えつけていた。』(檸檬から引用)

 

おはようございます。

これ、読みました。

買ったおまけに、うちわ型の栞をもらった。

見て、すごく大きいでしょう?これ、栞なんだぜ。

 

檸檬の他、短編小説が20編収録されています。

どの短編にも、決まってと言っていいほど

出てくるワードは「憂鬱」であること。

自分の生きている場所は、季節が移ろい、美しく輝く。

それなのに、自分は憂鬱の最中にいる。

作者の短い人生の多くの憂鬱や心の機微を、

注意深く掘り下げ、文字として浮かび上がらせる作業は、

命を削るほど壮絶だろう。

憂鬱や陰鬱という文字をたくさん読んだはずだが、

読後、私の心は憂鬱にも陰鬱にもならないから不思議だ。

むしろ、自分の憂鬱とも徹底的に向き合ってみたくなってくる。

しかし、その時忘れてはいけないのは、

枯れかけた小さな花や、やかましい蝿や蚊も、

輝く命であることを歓迎しながら行わなければ、

自分の憂鬱に絶望するだろうことだ。

そんな、本でした。

そして、何よりも良かったのが、

漢字のフリガナが、とても多くて、読みやすかったことです。

ありがとう、新潮文庫さん!

 

さて、我が家のおたまは、

いつも陰鬱な顔をしているが、そういう時は案外ご機嫌なんだぜ。

そして・・・

大好きなあや姉ちゃんが側に来ると、

嬉しいのに、緊張した顔になるんだぜ。

 

あや「変なことしたら、ぶっ飛ばすわよ!」

 

おたまは、嬉しいのだ。

嬉しいのだが・・・

 

あや「変なことしたら、容赦しないんだからね!」

 

おたま「おら、緊張する~」

複雑な心境だな。


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6 コメント

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Unknown (suzu)
2021-08-26 10:14:05
梶井基次郎の「檸檬」
高校生の頃、読んだ記憶があるけれど、もう一度読み返してみようと思いました。
あの頃、高村光太郎、志賀直哉、太宰治、井伏鱒二、谷崎潤一郎、小林多喜二など、一冊づつ読んで、知ったか振りする、エセ文学少女でした😅💦💦
鼻持ちならん暗〜いJk時代には感じられなかった何かを、感じられるオババになっていたらいいけれど💦
しかしあのうちわ、欲しかったな〜💕
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Unknown (金時豆)
2021-08-26 21:55:24
おかっぱさん♪お晩でやんすよ〜(≧∀≦)
イヤ〜今日は暑かったよ😩ビ一ルを楽しみに帰って来たら〜なんと❗️ビ一ルが冷えてなかったのさ😭
うらめしや〜
ってか💦難しそうな本読んでんじゃん😅
あたいも最近漢字が読めなくて、そこをすっ飛ばしてよんでるから〜いつまで経ってもその漢字は読めんのだ😅💦
ってか❗️ってか❗️おたま君♪今日は今までで1番写真写りいいじゃん😍
ヒューヒュー♥️格好良い〜♥️惚れなおしたわい😍
あやさん♪今日のおたま君イケメンだからさ、ぶっ飛ばさないでね〜😁笑
おたま君♪あやさんのケツ触るなよ〜😁爆
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Unknown (ポンまま)
2021-08-26 22:14:25
ほぉ~!文学作品ですか~。
短編だったから、私も今日読んでみた~。
うん、あたしはさ、父の影響で
本との出会いは松本清張さんだったり
黒岩重吾さんとかね、あと横溝正史さんとか。
文学作品とは縁がなくてねf(^^;)
大人になってから、気になってちょっと読んでみたけど
「これのどこが面白いんじゃい!」とか思っちゃって。笑
でもそろそろもう一度、読み直してみるのも
いいかな~って思ったよ。
ふふふ( *´艸`)
おたまちゃん、あやちゃんのこと大好きだもんね~。
なのにその顔!(*≧艸≦)そのイカ耳!(^w^)
好きな人を前に緊張するとこ、おかっぱさんに
そっくりじゃない?ε=(>ε<)
そう言えばさ、全然関係ないんだけど
おたまちゃんのバックに写ってるキッチンの
水切りラックね、新居で買おうかと思ってるんだけど
使い心地はどう?
あんまり広いシンクじゃないから、場所とらなくて
良さそうだな~って思ったんだけど。
まさかおかっぱさんちにあるとは!(^^♪
使ってみての感想を聞かせて欲しい(*^。^*)
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suzuちゃんのかあちゃんへ (おかっぱ)
2021-08-27 06:38:00
かあちゃん、おはようございます。
いえいえ、かあちゃんは、えせなどでなく、充分文学少女です!
はい、ぜひ、再読してみてください。
私も、17歳の時、太宰(唯一読んだ本)を読んだ衝撃と、
最近再読した太宰に、別の衝撃を得ました。
そういう感覚を味わうのも、感慨深いものがあります。
この、うちわ。
無くす心配がないってくらい、大きいで~(笑)
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金時豆さんへ (おかっぱ)
2021-08-27 06:42:27
金時豆さん、おっはーですよ~。
ほんっと、また暑さが戻って来たね!
今日もかなり暑そうやで~。気を付けてくださいね。
そうそう!私もね、漢字をすっ飛ばすもんだから、
漢字力が上がってこないのね、小5から(笑)。
今回は、すごく丁寧にカナがふってあったから、
そこが一番の読みどころでした。
ね~、おたまにしては珍しく、目がぱっちりでしょう?
あやが近くに来て、嬉しかったんだよね。
でもね、結局、嬉し過ぎて「あや姉ちゃ~ん」って
お尻を嗅ごうとしちゃうもんだから、叱れてしまったというね(笑)。
がんばれ、おたま!だよね。
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ポンちゃんままさんへ (おかっぱ)
2021-08-27 06:52:15
ままん、おはようございます。
そっか、ままんの読書の始まりは、
お父さんの影響だったんだね。
うちの両親も、読書家だったんだけど、
その本にさえ興味を示さず、鼻ほじってた娘だったな~(笑)。
でもね、そんな娘時代から、時々、ごく時々、
純文学は読んでた(太宰に限りだけど)
後世に長く残るものは、外れってのが無いんだよね、やっぱり。
たしかに、好きな人の前でガチガチなるのは、おいらもそうや!
吉田秀彦にせっかく会いに行ったのに、
「無理」って、コンビニに逃げ込んだもんな~(笑)。
ままん、これを買おうと?偶然に?
これね、ここに越して来た時、
カズコがどっかから買って来てくれたんだよ。
うん、使い心地いいですよ。
向かって左は仕切りがあるけど、右はフリーだから
使い訳ができて、そこが便利だと思う~。
サイドも網状にフックもかけられるしね。
ままんなら、私よりさらに、便利なラックに
出来ると思います!
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