うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

ごめん、あや

2015年05月27日 | 日記

私は、あやに謝らなくてはと思っています。

ちょっと言い過ぎた。大人気なかった。

あやのビックリ作戦は過激の一途を辿っている。

昨夜は寝ているうんこを奇襲して、ウギャ~の声で我が家全員飛び起きるという始末。

さすがに私は怒りました。

「あやめ~、許さんぞ。

おばちゃんは絶対許さんのだ。もう無視だ。お前をこんりんざい無視しつづけてやる!」とね。

 

元気がいいのが、あやのいいところ。

元気がよすぎるのが、あやの困ったところ。

あやが我が家に来てから3年、私は半期に一度のじゃらし腱鞘炎になったほど、

あやの元気はギネス級。

あやは川に落ちてた子。

小さな体で、岸辺にしがみ付いて耐え、九死に一生を得た子です。

私に拾われた晩、ネコの母さんは、あやを探しに川にやってきました。

返してやろうと連れて行ったら、

それまで震えてばかりで少しも動かなかったあやは、

大きな声で鳴きながら母さんに駆け寄っていきました。

母さんは、我が子の体中をひとしきり舐めて無事を確認したかのように、

我が子を残して消えるように去ってしまいました。

そして、茫然と立ち尽くすあやは、再び私に抱き上げられたその瞬間から、

震えた、か弱い子ネコではなくなりました。

家に戻ったなり、自分の足で大きな先住猫達の所へヨチヨチ行き、あいさつの洗礼を受け、

最弱パンチのお見舞いまでして、出してあった大人ネコ用の大粒のドライフードをがむしゃらに食べ、

トイレの縁をエッチラコッチラよじ登って用を足しました。

「あたちは ここで げんきに いきる」そう決心したように見えました。

一度はぐれてしまった子を育てるほど、野良猫の世界は甘くはないのでしょう。

でも、ネコの母さんは、一生懸命我が子を探しました。

命を懸けて産み育てた大切な子、その母さんに託された大切なあやさんに、

どの口が無視するとか、ほざいたか!

この口か、一日中ほとんどポカ~っと開いてる、この口か!では謝ります!

 

ご・・・ご・・・

 

 

あや「なに してるの?」

ちょっと待ってね、謝ってるからね、ちょっと待って。

 

 

め~~~

 

 

んなさいさいさい

 

 

あや「じぶんで あやまれば いいのに おとなげ ないのね」

そうねそうね、土下座します。

あやの母さんは、舐めながら、元気で生きろと願ったに違いない。

しかし、その元気とは、

飛べー跳ねろー走り回れー 驚かせろーっという意味ではなかったのだと思うのです。

あやさんも、そのへんもう少し考えていただければ幸いです。

 

ど根性時代のあやさん


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