我が家、唯一のオス猫おたま、
幼い頃は、姉さん猫達に甘やかされ、
実家のジジババにも甘やかされ、
我が家のおじさんが甘やかさない訳がなく、
私も、振り返ってみれば、
非常に甘やかしていた・・・気がするのです。
おはようございます。
ちょっと体が弱いような素振りをするおたまは、
実際は病気一つせず、育った。
けっこう大きく育った。
かなり、ズボラに育った。
あまり空気を読まない感じに育った。
そんなおたまは、先日も書いたように、
寝ながら食べたりもするのだが、
夕飯の時などには、
ご飯の催促をして見せてくれるんだ。
生き生きとした、若い男の子らしくて、
本来ならば、喜ばしい事なのだが、
それが、とっても、切ないのです・・・・
私がご飯の用意をしている時、
おたま以外の猫達は、だいたい決まった位置で、待つ事になっている。
足元にいるのは、必ず、うんことよねさんだ。
そこへ、腹ペコおたまが、
代表曲「フェッフェフェ」を歌いながら、ご機嫌でやって来る訳だ。
そして、
「おら、腹減った~早くくれよ~」という思いを、
全力で、よねにぶつけるのだ、なぜだか。
全力なおたまだ。
全力で、ご飯の催促を、よねにする、おたまは、
当然のごとく・・・
よねに、めちゃくちゃ、キレられて・・・
うんこに、慰めてもらうんだ、とっても切ない顔でさ。
こんな切ない顔が見たくない私は、
よねがキレる前にと、
とにかく急いで、用意をしているのだが、
毎回、よねにキレられる、おたまであった。
でも、ちょっと待って。
そもそも催促は、
私にするべきなんじゃねーのか、おたま?
おい、おたま!
おたま「うんこ姉ちゃん、そこはおらのベッドだぞ」
おたま「姉ちゃん、姉ちゃん」
おたま「じゃ、一緒に寝るべ?」
うんこ「やだ!暑い!」
おたま「フェッフェッフェ」
おたま「おら、ここで寝るだ」
君を見てると、我々は、
なぜだか、どうしても、
甘やかしたくなるのだよ。
それは、まさか・・・作戦じゃなかろーな!