1/23 あくまでも私の塗装環境での混合比ですよ
小さな補修はノズル径が0.3 混合比はクリア1に対してシンナー3~3.5
ノズル径が0.5 ならば 1 3.5~4
主翼全体ほどの大面積は 1.2 1 5
小径ノズルの3倍希釈はこれ以上濃くするとボカシに影響が出そうな
気がします。
真夏ならばそれぞれシンナー分を増やす場合もありますが上記が基準で、主に
吹き付け粒子の細かさに対応した数値です。
希釈した薄いクリアを強い空気圧で吹き付けようとすると必然的に遠吹きに
なりますね。なるべく低圧で吹き付けた方が塗膜の厚みをコントロールし易い
ように思えますが、ガンの特性との兼ね合いで最低空気圧も決まります。
このあたりは同じ希釈でも塗料の噴射量や距離、ガンを動かすスピードで様々な
仕上がりになりますので一概に決められない部分もありますがご参考ください。
、
わたしのざっくりとした手順です

ネームを研ぎ出して下地の白も削れた場合
順序が入れ替わりますが
C ラインをマスキング 下地の白を補修
補修が済んだらマスキングを剥がし、ラインや色分け部分に飛んだ白の段差がある
場合は研ぎ出します。
補修がラインや塗り分け部分に掛かっているときは突合せて着色すると
クリア層は厚くなりません。
大げさなマスキングですが補修の白が飛ばないようにしたものと一部着色の
修正があったからです。
ネーム入れや着色などが済んだら
A クリアを吹く予定面より大きめにバフレックスブラックで50%艶消し
B クリア塗装 Aの範囲内でスムースにぼかします
必ずしも画像のような楕円にはなりません。
あわせて以前のスパッツもご参考ください
http://blog.goo.ne.jp/makino1024/e/79971f5d4202a2f4f34f1d3a9c34ceb7
クリアを厚塗りすれば段差はなくなります。
段取りクリアを吹いて仕上げと2度吹きすることも
ありますが現代ならば一発で薄くやりたいですね。
今風のメタリックグラデーションの文字などは薄く塗るための工夫です。
あくまでも今のわたしの手順ですが、プロでも常に薄くするための努力を
されているようです。
ついでに

くっきり補修塗装せず境界をぼかして補修 (イメージで白くした部分)

クリアで完成
完全に色合わせが出来ていると塗り分けラインからの塗装は不要になります。
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