寒い休日。
主人もいないのでのんびりお家でDVD鑑賞。
久しぶりのトトロ。
子供たちが大好きなお話。
私も一緒になって何度も何度も見ているが
見飽きることもなく、このごろはホロリ泣いてしまうことも。
トトロの中の時代はとっても暖かい。
誰かに子供が迷惑をかけてもみんなが一生懸命になってくれる。
誰かに愛されている。
とは大きくなるうちに必要なこと。
形とか言葉だけでなく、みんなから大切にされるって感じること。
近頃、そういうものが希薄になっているように思う。
いじめっこや、いじめられっこ、いろんな子供のいる中で
子供は育つ。
昔はいじめっ子でも大事にされていたのかな~とちょっと思う。
誰かがフォローして誰かを大切にされることで、
そんな周りの優しさにいつしか優しさを身につけていくように
感じました。
今のいじめっ子が大切にされていないとかそういうことではなく、
子供本人の意思よりも周りにいる大人の思いのほうが強いように
思います。
息子がやんちゃで、あちこちで周りにも叱られてきました。
頭をさげ、謝って、謝ることが自分の親としてしてあげられることだと
思うようにしていたけど、そう思えるまでみんなが敵に見え、
自分の子育てを否定されているように思うこともありました。
息子を強く叱っては、
”この子のいいところでもあるんやから叱ったらあかん”
と友達に励まされ、孤独に感じることもあったけど救われたりもした。
トトロの世界はあったかい。
もちろんお話の中だからだけど。
それでも私だけでも、あったかい人間になれるといいなあと思う。
私の憧れはアニメのムーミンママ。
一言では言えない、あっけらかんとして
言いたいことはハッキリと。
ムーミンにもとっても肯定的。
危険な冒険の旅に出たいと言っても
”気をつけるのよ”
と送り出す太っ腹さ。
私もあったかくて、ママにはかなわないな。
と思ってもらえる母親にいつかはなりたいものです。