第３８節アウェイ岡山戦予習

4連勝は逃しましたが、順位はそのまま5位と、
ほかのチームも付き合ってくれました。
中三日で明日は岡山戦です。
きつい日程ですが、今の岡山どんな状態なのか見てみます。


１．最近の状況　(サッカーダイジェスト10.28最新号より)
今夏加入の石毛はボールを扱う技術、キック精度抜群。
見方の動き出しを見逃さず、ラストパス配給できる。
得点力不足は、デュークの加入、イヨンジェの復活等で
エリア内の侵入は増加傾向。
得点を伸ばすには、精度だけでなく、大胆さ、強引さ、
といった精神面の改善が求められる。


２．夏の加入
・DF阿部(徳島)
・MF石毛(清水)
・FWブルネー・マルロス(無所属)
・FWミッチェル・デューク（KSA）


3．戦績(直近５試合)　　
・第33節東京V戦(A)〇２－１　ボール支配率59.2％　
東京Ｖは前線からの素早いプレスに苦しみ、決定機を作れず。
前半３５分に先制点を奪われ、後半１５分に１点を返がすぐに失点。

・第34戦松本戦(H)〇３－０　ボール支配率40.6％　
岡山は前半１３分上門が先制点。その後松本がボールを保持も。
連動した素早いプレスで自由与えず。後半もアグレッシブな守備で
決定機を作らせず。逆に流れを引き寄せ追加点で３−０。
岡山は２試合連続の複数得点で課題を克服し連勝。松本は岡山
の激しいプレスに太刀打ちできず。

・第35節水戸戦(A)△１－１　ボール支配率46.3％　
好調同士の対決は序盤から互角の展開。後半１０分岡山に退場者で
状況は一変。水戸が攻勢を強めるが、梅田にことごとく決定機防がれる。
同４７分途中出場の松崎がゴール。わずか２分後に失点。岡山にとって
は意地を見せたドロー。

・第36節新潟戦（H)△１－１　ボール支配率 35.0%
岡山は前半１６分見事な崩しから先制点。その後は新潟が
ボールを保持。後半は選手交の新潟が圧力、同点に。
以降は一進一退の攻防。そのまま終了。無敗記録を７に。

・第37節甲府戦(A)〇２－１　ボール支配率％　
甲府は序盤からチャンス作るがセットプレーで失点。
２分後にも追加点許す。その後も岡山の守備陣を攻略できず。
後半ゴールを決めて１点差。勢いに乗って逆転を狙うも岡山が
選手交代やシステム変更でうまく対応され、同点弾は奪えず。
岡山はこれで８戦負けなしと好調を維持。
今節の布陣
・赤は今季加入　　青は今夏加入
FW　　　　　　デュ―ク　　　　上門
MF　　徳元　　　　　　　　　　　　　　　石毛
　　　　　　　　関戸　　　　　白井
DF　　下口　　 濱田 　　　　 井上　　　　河野
GK　　　　　　　　　　梅田


4．どう戦うか。
有馬監督3年目。
12勝13分け12敗で勝ち点49の第11位。
得点数が下から同率5位で32と少ないが、得点力向上に取り組む。
失点数は31京都に次いで少ない守備のいいチーム。

直近の３試合では、水戸、新潟に共に1-1のドロー。
前節甲府戦では2-1で勝利。現在直近8戦3勝5分と好調。
清水から夏加入の石毛は3戦連続得点。上門も5試合5ゴールし
今季1２ゴール等、決め切る技術もあり得点力も上がってきた。
データ上は攻撃が山形、守備で岡山が上回る。

通算対戦成績は岡山の10勝2分5敗、
前半戦は第5節NDで山形が敗退(0-1)
今までの相性はあまりよくないが、
変身した山形とはどうなのかは未知数。

得点はセットプレーが７，クロス・ショートパスからが５．
失点はこぼれ球から８，ショートパス6、クロス５．


前節甲府戦では前線から激しくプレス。
球際でも厳しく行き、攻守の切り替えも早い。

ボールを持ったら最前線デュ―クにという手もあり、
ドリブルで上門が運んだり、縦、縦と前に運ぶスピードが早い。
キーパー梅田のセーブ率はリーグNO.１。


甲府もそうでしたが,　守備体形が整ってからは
ゴール前で崩して点を取るのは難しそう。

素人判断ですが、山形としてはヴェルディ戦のように落ち着いた入りだと
岡山ペースになりそうで、クラモススキー監督前期のような、
先行逃げ切り、手数をかけない速い攻撃にかける手もありそうです。
甲府の1点も縦に早い攻撃でした。

球際に厳しく行き、ボールを奪ったら手数をかけず
早い攻撃が点を生む気がします。
とはいえ、監督は現在の積み上げてきたスタイルに、
さらに磨きをかける方向に行く気がします。
監督としては長期的なチームの成長をより考えているかもしれません。


ということで、今回の岡山はかなりの難敵に見えますが、
どう打開するか楽しみでもあります。

長くなってきたので、とにかくクラモフスキー監督の人選も含めた
采配に期待し、選手全員の頑張りを期待します。



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