榛名山の中腹にある榛名神社は、第31代・用明天皇(585~587)の時代に創建された1,400年以上の歴史を誇る神社です。
古来より鎮火、開運、五穀豊穣、商売繁盛のご利益があるといわれています。
雨乞いの神社として、また、修験者の霊場として、榛名山信仰の参拝者を集めてきました。
権現造りの本殿をはじめ、神楽殿・国祖社・額殿・双龍門・神幸殿・随神門などが国の重要文化財に指定されています。武田信玄が戦勝祈願して矢を射立てたといわれる矢立杉は、国の天然記念物に指定されています。
御姿岩、九十九折岩、倉掛岩、鉾岩などの奇岩が境内に数多くあり、パワースポットとしての人気も高い神社です。
本社・幣殿・拝殿(本殿)は、令和7年12月までは改修中で拝観できません。でも、奇岩を見るだけでも行く価値はあると思いますよ。むしろこの奇岩群こそが、榛名神社の最大の特徴であり、魅力なんじゃないでしょうか。
迫力の奇岩たち。
岩には、その内部に悠久の時を封じ込めた神秘と胆力を感じます。紙や材木でできている日本の建造物の儚い美しさとはある種対極の魅力を湛えていると思いました。
この先が本社・幣殿・拝殿です。
現在改修中なので、夫は階段を上るのを拒否して下で待っていました。だいぶお疲れのご様子で・・・。
一人で登って拝観しましたが、門の木彫りは美しく、観に行って損はなかったと思います。
境内のお店で梅干を買いました。
一緒に買った梅饅頭の中には、甘く味付けされた梅が丸ごと一つ入っていました。
神社をあとにして、車で榛名湖を一周してから、軽井沢方面に向かいました。目的は白糸の滝です。その模様は、また、次回のブログで。
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