
これも私が出社後ランでたらたらと走っている、神宮外苑周回道路内にある路傍物であります。
(神宮外苑ってけっこう色々なものがあるんですねえ)
ちょっと遠目から見ると、絵画館裏の駐車場の一番奥で下の写真のように大きなクスノキが円形の枠組みの中で立っている場所なのですが、ここが明治天皇の大喪の礼のときに御柩車が置かれた場所だったそうで、それを記念してクスノキを植えたんだそうであります。
明治神宮の社殿前のご神木も楠(夫婦楠)だけど、神社系には楠なんだろうかなあ。
お寺系は銀杏が多いですかねえ。

クスノキといえば(ショウノウが採れるということで、史実だかどうかは知らないけど龍馬伝の中では後藤象二郎に命令されて土佐領内のクスノキの数を数える仕事を岩崎弥太郎がさせられていたけど)楠木正成が思い浮かんでしまって、そういえば皇居外苑にも楠木正成像があったよねえ。
あの銅像は調べると明治33年(1900年)にあの場所に設置されたみたいですね。
楠木正成は悪党と呼ばれていたのに、明治になると忠臣となって皇居前に銅像まであるのはなんでかなとか調べていると、明治天皇替え玉説とか、南北朝正閏問題とか、色々あるんですねえって思うけど、結局歴史認識って、その時々でどんな体制の側にいるかでも変わるんでしょうねえ。
今年は4月に台北に遊びにいったり、日韓併合100年だったりで、ついつい幕末以来の歴史的な流れを考えてしまうのですが、近代日本のその始まりは鎖国を解いて開国した幕末から明治維新にあるんだろうけど、今の時代は似たような「開国」がインターネットという技術によって武装したネット帝国主義という形で起きているみたいなんですが、これもその評価は100年後にどう捉えられるんだろうなあって思うものでありますね。
あの時アマゾンで買い物をしたり、iPhone・iPadを買ったり、TwitterやFacebookに登録したり、googleMapやGmailを使いgoogleChromeをメインのブラウザにしなければ、日本が米国の州になることもなかったのになんて思う時が来るとは思えないけど、今の日本の首相は伊藤博文や吉田茂、田中角栄に比べると、なんだか州知事くらいの重みしかなさそうに見えてしかたないよねえと思ってしまってたりもして。。
さて、今朝も出社前に自宅付近で健康ジョグ。雨がポツリポツリと来ていましたが、走るにはちょうどいい程度の雨でした。これから台風みたいですけど、ちょうど走れて良かったなあ。

カイウラニさん、長崎いいですよねえ。私は25年前に市内観光バス乗ったきりですねえ。そのあとはハウステンボスだけですなあ。
ショーブンさん、けっこうコストコのアメリカ牛も安くて美味いんですよねえ。