これも私の通勤ランコースで見かけた路傍物であります。
都道の距離表示なんですが、通常は1km毎に青い三角柱、100m毎に上面が球面の小さな円柱で舗道上にあることが多いのですが、このように歩道のない場所で、舗装道路の路肩のL形コンクリートブロックに直接埋め込んでああるものは、比較的珍しいので鑑賞しておこうと思います。
鑑賞のポイントとしては、左右のブロックに比べて、色調が不統一な感じが時間の流れを表しているところでしょうか。
L形ブロックが別注品でコンクリートの経年変化の具合が違うのか、それとも、時期を遅らせて後で施工されたものなのかどちらなんでしょうね。後処理だとするとうまくはめ込まれていますね。
そういえば、江戸時代の道路の距離表示と言えば、徳川幕府が整備した一里塚っていうものがあったわけですが、昔はお江戸だった都内を走っていて一里塚を観ることってないよなあって思い調べてみますと、現在23区内に現存している一里塚は都内では北区の西ケ原一里塚と、板橋区の志村一里塚の2つだけなんだそうであります。
西ケ原一里塚(日光御成道:本郷通り)
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/100select/04/04_11.htm
志村一里塚(中山道:国道17号)
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/003/003837.html
ちょっと私の通勤ランコースからは離れますが、由緒ある路傍物なので、鑑賞ツアーでもしたいものですね。
こういうものはやはり日本橋スタートですかねえ。路傍鑑賞して、銭湯でさっぱりして、白山通りの例のラーメン店にフィニッシュというツアーですかね。ただ、そうなると志村がちょっと離れてしまうわなあ。
そうするととりあえず志村一里塚は今回は行かないで、そのかわり徳川幕府の中心地、つまり江戸城、すなわち現在の皇居を1周して江戸城大手門から、神田橋、筋違橋(すじかい橋、現在の万世橋)と徳川歴代将軍が通ったらしいコースを進み、中山道を本郷追分、日光御成道を辿って西ケ原一里塚。で、銭湯でさっぱりしてから白山のさすが屋へという段取りで検討してみますかね。(20km弱くらいでたらたら3時間)
途中、六義園(300円)、旧古河庭園(150円)、小石川植物園(330円)と行くことも可能ですが、ちょっと盛り込みすぎでしょうね。
銭湯の光楽湯(金曜定休)が15時30分からだから、皇居に12時30分に集合して走り始めて、時間に応じてどこかの庭園に立ち寄るというのがいい感じですかね。
問題は暑さが厳しい時期だけど、8月はさらに暑く忙しそうだから7月26日の土曜日に緊急出動しますかねえ。
いちおう後でみんなのスケジュールにて参加者募集いたします。
さて、今朝は走れなかったので、今日はお休みにして明日から通勤ランといたしましょう。
代々木ランニングクラブ2.0