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建国記念文庫@明治神宮外苑●No.045

2011-02-10 08:33:28 | 路傍の石の鑑賞会


今週金曜日は建国記念の日という祝日でお休みなんですが、そういえば建国記念文庫というよくわからないモノが国立競技場の青山門側の明治神宮周回道路沿いの道路と道路の隙間の土地が公園になってるところにあったよなあってことで、これは石ではなく杉で出来てるようなのですが、なにげに路傍にあって気にもとめないものなので、鑑賞しておこうかと思いました。



2月11日は戦前は紀元節(神武天皇の即位日)だったそうですが、GHQの意向で廃止。その後「建国記念の日」として「建国をしのび、国を愛する心を養う。」日として1966年に制定され、1967年の2月11日からお休みになったそうです。

この建国記念の日をいつにするかに関しては建国日制定審議会というのを設けて色々審議もあり、当時の政党案では、
自民党:2月11日(紀元節の日)
社会党:5月3日(憲法記念日)
公明党:4月28日(講和条約発効の日)
民社党:4月3日(聖徳太子の十七条憲法発布の日)
共産党:反対
だったそうな。
で、この文庫にはその間建国日制定審議会に寄せられた数十万通に及ぶ記念日制定の希望、意見書が収められているそうであります。



建国記念文庫
昭和41年12月9日、建国日制定審議会は2月11日を建国記念の日として答申、即日法律によって発布された。この間数十万通に及ぶ、記念日制定の希望・意見書が進達されたので、ここに建国記念文庫を建設し、これを保管する事にした。
建設費は総て国民の浄財である。これは、現下の国民が等しく建国を思う情熱の結果であり、千年万年の子々孫々に伝え、以て後日の語り草にしたいのが、記念文庫設立の目的である。

建物は、我国が建国当時、米穀を以て立国としたことを想い、奄美大島の高倉様式を移築しその屋上にテンパガラスを施工し、ここに書類を保管した。書は、出雲大社の神門の布施杉の材に佐藤大寛が墨書した。礎石は坂上田村麻呂将軍の東征により、平和国家が確立された故事に鑑み、奥州厳作山の石垣白河石を以て施工した。

昭和44年2月11日
元建国記念制定審議会長 菅原通済記

話は建国記念の日から外れますが、この菅原通済氏という方をウィキペディアで調べてみると、現在の尖閣諸島の持ち主を運転手として雇っていたとか書いてあって、なにそれって尖閣諸島をググって調べてみると、尖閣諸島はその埼玉の方が1970年代に4700万円ぐらいで購入してて、現在は総務省と2002年から賃借契約を結び、年間約2400万円で日本国に貸しているんだそうな。
ふーん、島持ってるといいなあ。

さて、今朝は普通に朝錬。まだ暗くて寒いですが、走りだしてしまえば寒さも感じなくなるので、暑すぎる夏よりは走りやすいのかもなあ。

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