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ハナミズキの由来石@国立代々木競技場●No.049

2011-11-11 07:50:34 | 路傍の石の鑑賞会


これは渋谷公会堂側から代々木第一体育館へ向かう通路右側にあるハナミズキの並木の途中にある路傍物であります。
読んでみると、

花水木の由来
1912年アメリカに贈った桜は
ワシントンに年々咲き誇っている
返礼として贈られた花水木・ドッグウッドは
その故事を伝えるよすがもない
日本のロータリアンの
変わらぬ親善の願いをこめて
ロータリー創設75周年に際し
ここに再び花水木を植える
1980年6月
創立25周年記念
東京西ロータリークラブ

とありました。



ああ、あのワシントン桜の話はなんだか中学生の時に英語の教科書(ホライズンね)で読んだような記憶がありますね。
その返礼に1915年にもらった花水木がここ(当時は代々木練兵所?)に植えてたのに枯れちゃったってことなのかなって調べてみると、どうやら第二次世界大戦中にすべて伐採してしまったんだそうで、それで植え直したみたいですね。そうなるともう当時の花水木はないのかねって気になって調べてみると、1999年に東京都立園芸高校に原木が現存してることが判明したそうで、アメリカに贈った桜の木を育てた兵庫県伊丹市の小学校にその子孫樹が移植されたんだそうであります。

-米国ワシントンD.C.の桜物語ー
http://aranishi.hobby-web.net/3web_ara/sakura.htm

ふーん、そもそもなんで桜を贈ったり花水木をもらったりしてたんだろうかって調べてみると、当時の米国大統領婦人の希望により、当時の尾崎行雄東京市長がプレゼントしたとありますね。

へえ、尾崎行雄は東京市長もやってたんですねえ。
財団法人 尾崎行雄記念財団
尾崎行雄について
http://ozakiyukio.or.jp/gakudo/index.html

上のサイトの「5.世界連邦について」とか、昭和のはじめのまだ第2次大戦前の主張ですけど「6.日本の進むべき道」の『協調か孤立か、門戸開放か門戸閉鎖か』なんてなかなか今のTPP参加論議の渦中で読むととっても面白いなあ。

http://ozakiyukio.or.jp/gakudo/2008/07/post-23.html

と、本当ははなみずきより野口みずきがこのまま枯れてしまうんじゃないだろうかと心配していたんですが、どうやら復活が見えてきたみたいで、来年の大阪国際は楽しみでありますね。

追記
ワシントンの桜・里帰り事業というのがあって、来年3月に石川、富山などに記念植樹されるそうです。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20111030105.htm


さて、今朝は金曜日なので休足です。
昨日走れなかったんで今日走っても良かったんですが、雨だしねえってことで素直に休足。
ありゃ、今週は水曜日しか走ってないかな?

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
野口みずきの心配より (shobun)
2011-11-11 09:53:23
腹回り減らさないとね。

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花水木の (マハロ菊池)
2011-11-14 07:45:37
紅葉もなかなか良いですね。

ショーブンさん、腹回りは来年の楽しみにとってあるんだな。
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