歩き日記

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カゲロウの一生は儚いか。

2013年09月26日 | Weblog
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 カゲロウは、世界中で2200種以上、日本種は140種以上いる。それぞれに、多分、名前が付いていると思う。

 カゲロウは、水中で1年から2年くらい生活し、地上に出て成虫になる。脱皮は、水中で数十回、地上で1回脱皮し、成虫になる。羽化は水中、水面、水際で行われ、羽化の後、飛び立ち、別の場所で、再度脱皮する。翅が伸びた後に脱皮する、昆虫は他にいない。

 成虫期間は数時間から、数日と言われている。その短い間に、交尾し、卵を産む。

 人間は、人間の一生をカゲロウの一生にオーバーラップさせ、「可愛そう」とか、「儚い」とか、言っている。果たしてそうだろうか、カゲロウの寿命は、昆虫界では、長生きの方である。成虫期間だけ見て、短い、長いの論議をすべきでないと思う。

 ☆カゲロウの話し

 私たちは、水中で青春を謳歌し、人(?)生を十分楽しみ、年寄りに なり、死期が迫ると、地上に出て、子孫繁栄のため、交尾をして、卵を 産み、死ぬのです。 これが、一生最後のご奉公なのです。交尾も人間が考えるような、快楽でなく、大変な労力を要する、難儀な仕事なのです。

   写真右:散歩中に出会った、キイロカワカゲロウ

  カゲロウを勝手に幼虫とか、成虫とか、命名したのは人間であって、カゲロウの一生を考えると、成虫は、死期の迫った老虫であり、その老虫が交尾し、排卵すること、まさに命をかけた、大仕事と、私は思っている。

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