歩き日記

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沖水川源流・大八重谷を遡る

2011年08月27日 | Weblog
山の案内 歩き日記  アルファベット沖水川・大八重谷の案内参照

 今日は、沖水川源流を求めて沖水川を遡ることにする。問題は何処を起点にするかだ。沖水川上流は有名な長田峡があり、歩道のある区間もあるが、その大部分は歩道がない。

 また途中砂防ダムや深み等があり、長田小学校から県道33号を日南市方面へ約7.4km地点の道路空地を起点とする。8時20分着。車のハッチバックをあけると背負子を積んでない、ショック、急いで引き返し、9時20分駐車場に着く。ロス時間1時間、出足が良くない不吉な予感がする。

 レットさんを背負子の不満顔にレットさんを無視して、リュックに詰め込み沖水川源流を求めて9時30分出発。今回は、前回とおなじてつを踏まないように、長ズボン、長袖、それに脚絆を装備しての沢登りだ。

 脚絆は作業服屋で980円、長いのがなかったので短いのを購入する。靴が大きいので上下逆にして脚絆を装着する。清流の沖水川に入ると冷たいが気持ちいい。脚絆と長ズボンの効果で靴に砂が入らない快適に歩ける。

 

 川を遡ると釣り人がヤマメを釣っている。「音とを立ててすいません」「いいですよ」「釣れますか」「釣れないですね」、釣り人は大八重谷方面へ遡っていかれた。ここで雨、背負子を降ろし、レットさんが濡れないように傘をさし暫し待機。

 川は、雨の時急に水かさが増すことがあるので危険である。雨が強くなったら諦めて帰ることにし、暫く様子をみる。20分経過、空の雲も薄くなり、部分的に青空が見え、雨がやんだので沖水川源流に向け遡り始める。

 岩にはノリが張り滑りやすい。フエルトソール靴で安心だ。でも油断は禁物、フェルトソール靴でも慎重に三点支持で岩を乗り越える。※フェルトソールは滑りに万能ではない。C地点(県道33号線橋)が見える。

 C地点の橋の下をくぐり、葦の繁茂する岩場を遡るとD地点(旧県道橋)が見える、赤茶けに錆びた高欄に時代の変遷を感じる。旧橋をくぐり吃驚、沖水川に水がない涸れ谷であった。橋の下は伏流水だったのか、登ろうか下ろうか迷う。水のない川を遡っても意味がないと思い引き返す。

 旧橋付近の法面をよじ登り、旧道へそこから県道33号へ、大八重橋を渡りF地点を左折する。急坂を慎重に下ると大八重谷に出る。ここで暫し休憩。レットさんをリュックから出してやると背を伸ばし欠伸をしている。

 ここでおやつタイム、98円のレーズンサンドを食べる。レットさんは歩いていないので、おやつは必要ないと思ったが、キラキラ光る目で見つめられると・・・・・レットさんにもおやつを与える。

 ここからが本格的沢登りの感じである。何処をどう遡るかイメージしながら、深みを避けるコースを選択する。美しい渓流の風景を眺めながら「沢登りにはまってしまうかもしれない」と一人呟く、レットさん同伴だからコースは限られるけどね。「レットご気分は」「won!」と今日は寝てないようだ。

  40分位遡り時計を見ると11時、もっっと遡りたかったが、午後の所用時間に間に合わないので下りを決断する。朝、背負子を忘れ取りに帰った1時間がなければ最上流までいけたのにと思いながら・・・・・・・・・・

 11時30分、大八重橋のたもとで298円弁当昼食、昼食時世界陸上のマラソンの結果が気になり携帯テレビを見る。昼食を食べ大八重をくぐり大八重谷を下る。下りながらバッグを見ると、携帯を入れた箇所のファスナーが開いており携帯電話ない。

 ショック、どうしようを思ったが川の中に落ちて見つけるのは困難と思い諦める。住所録や画像は全てなくなり二重のショックである。レットさんに慰められながら下りA地点に着く。A地点で服を着替え帰路につく、最初の不吉な予感が見事に的中した一日でした。

 携帯をなくしたことを家族に言い、「もう携帯はいらん、なくても困らん」と言ったところ、家族から総攻撃を受け、お父さん老眼鏡キャンペーン簡単防水携帯を購入しました。

 


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