
今年も「なら燈花会」へ行ってきました。
1999年に始まったこのイベントも
今ではすっかり関西の「夏の風物詩」となりました。

世界遺産の10の会場に
2万を越える灯りの花が咲き誇る「なら燈花会」
浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池、五十二段、興福寺
奈良国立博物館前、東大寺、春日大社、春日野園地。
それぞれに見ごたえのある会場です。

一面に広がるロウソクの灯りは、地上の星空か
それとも天上の花畑かといわれ人気のある「浮雲園地」
その幻想的な光景は息を呑むほど美しい。

鷺池(さぎいけ)の中央に黄金色に輝く浮見堂。
小さな池には小船が浮かび
水面に映る浮見堂の姿は、荘厳で幻想的です。

竹細工に思考をこらした「浅茅ヶ原」
竹のオブジェの中にロウソクの灯りが点ると
会場内はほっこりした優しい雰囲気に包まれます。
そんな中を誰かとそぞろ歩きの夏の宵。

東大寺、春日大社、興福寺などの世界遺産を始め
歴史的建造物も同時にライトアップされて
10日間だけ奈良の街に灯りの花が咲き誇ります。
「一客一燈」
灯りをともして、祈りを捧げる。
ロウソクの灯りは、私たちの祈りを天空へと届けてくれる。

「なら燈花会2007」
開催は8月5日から14日まで。
点灯時間、19:00~21:45
関連イベントも数多く催されています。



















