
昨年のNHK紅白歌合戦で初めて秋川雅史さんの歌
「千の風になって」を聴いた時
私はそれほど心に残ったという訳ではありませんでした。
それが今年になって
秋川雅史さんの「千の風になって」が大ブレイクするようになり
「なるほど・・・いい歌だな」と思うようになりました。
ところが母を亡くして以降、この歌を聴くと涙が出るようになりました。
先日もお昼にテレビを観ていると
秋川雅史さんが「千の風になって」を歌っていました。
私は泣けて、泣けて、声をあげて泣いてしまいました。
まるで母が私に向かって語りかけているような歌詞です。
「朝は鳥になってあなたを目覚めさせる」
「夜は星になってあなたを見守る」
「私のお墓の前で泣かないでください」

数日前、友人が
「千の風になって」の本を贈ってくださいました。
「お線香はお母さまのご仏前へ。本はマドンナさんへ」
この本は美しい挿絵と共に「千の風になって」の歌詞の部分が
添えられていました。
そして「あとがきに代える十の断章」として
この歌が生まれたプロセスが書かれていました。
「千の風になって」は死者が天国で書いて送り届けてきた手紙。
だから人は天国に旅立った大切な人を想い
この歌に心打たれ、涙を流してしまうのだと思います。

明日・28日は母の満中陰の法要(四十九日法要)です。
有田(和歌山)の菩提寺で執り行われます。
久しぶりに有田に帰ってきます。
そろそろみかんの花がつぼみを膨らませている頃でしょう。
生家に誰もいなくても、やはりふるさとはいいものですね。
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「はるかちゃんを救う会」
「拘束型心筋症」という難病と戦っている
はるかちゃんという4歳の少女。
海外での心臓移植しか助かけることができません。
はるかちゃんに残された時間はあとわずかです。
みなさん、ぜひ御協力ください。m(__)m
ダイヤルQ2「はるかちゃんいのちのダイヤル」
TEL:0990-50-1111