マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

武士の一分

2006年12月04日 | 映画
Ichibun1

「武士の一分」を観て来ました。
月曜日の午後だというのに、館内は満員御礼です。
やはり今、日本で最も話題の映画なのかもしれません。
キムタクの違う一面を見たようで、素敵だと思いました。

物語は・・・
下級武士の三村新之丞(木村拓哉)は
妻の加世(檀れい)とともに幸せに暮らしていました。
藩主の毒見役を務める新之丞は、ある日毒に当たって失明してしまい
人生の歯車が狂い始める。

Ichibun2

妻が番頭の島田藤弥といい仲であることが判明し
絶望のなか離縁を決意。
愛する妻を奪われた悲しみと怒りを胸に
新之丞は島田に
「武士の一分」を賭けた果し合いを挑む。(シネマトゥデイより)

「武士の一分」とは
侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目の意味です。
無謀とも思える果し合いに挑んだ後、やがて新之丞の心は・・・・
結末はロードショーでお楽しみにね。

Ichibun3

しかしキムタクの演技は素晴らしかったです。
子供の頃から剣道の心得がある(剣道暦15年)
キムタクの剣捌きは実力十分で見ごたえがありました。

果し合いの時
目が見えないふうに見せなければいけないシーンを
風の音に耳を傾けたり、また相手を心で見ようとする演技
抜群ですね。

Ichibun4

特に目が見えなくなってからの迫真の演技には
観ている者までゾクッとします。
妻の不貞が判明した時に見せた
「見えない目で妻を見る目」、この凄みは迫力満点。
その目を見て妻が「怖い」と言うのだけれど、本当に怖い目です。
演技、実に上手いです。

Ichibun5

12月1日、この映画は公開されましたが
この日のキムタクはテレビに出まくりでしたね。

「笑っていいとも」「徹子の部屋」「報道ステーション」
テレビ出演の合間をぬって、丸の内ピカデリーでの初日の舞台挨拶。
キムタクの力の入れようを垣間見る思いでした。

武士の一分とは何か?
また夫婦の絆を考えさせられる映画でした。



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