マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

秋の味覚 第5弾 「栗ご飯」

2006年10月04日 | 料理
Kurigohan061004

今夜は「栗ご飯」を炊きました。
今年お初です。
今夜の栗ご飯は最高の出来でした。
新米で栗が大きくてとても甘かった。
それに器に入れると栗が黄金色にキラキラキラ。
自分のお料理に満足感を味わう瞬間です。

栗ご飯を炊く時、何が大変と言うと皮をむくことです。
これが面倒で1シーズンに1度栗ご飯を炊けばいい方です。
「今年も栗ご飯、食べました。(^^)/」と
自分の中で納得できればよしとしましょう。

松茸の時もそうです。
松茸ご飯を炊いて、家族には次は土瓶蒸しにするから
そう言っておきながら未だに松茸は買っていません。
松茸を買うなら、ヘレステーキ肉を買おうと思ってしまう。
我が家は今でもお肉料理が好きかな。

今日の栗ご飯、新米に少しだけもち米を入れて
栗の味覚を損ねないように優しい塩加減で炊きました。

うちの栗ご飯は小豆を入れずに炊きます。
栗赤飯ってとても美味しいけれど
やっぱり栗は栗だけ、お赤飯はお赤飯だけ派の私です。
出来上がりにゴマもふりません。
せっかくの季節限定、栗だけを目一杯楽しみたいからです。

昔、母もよく夜なべに栗の皮をむいていました。
栗ご飯を炊いて、栗を茹でてくれて
それから母の作る「栗の渋皮煮」は最高に美味しかった。

主婦は一家のシェフ。
家族のために愛情こめてお料理しましょうね。
旬のものを食卓に出すと、家族は大抵喜びます。
季節感を食卓に載せて家族を出迎えると
きっと一日の疲れも吹っ飛ぶことでしょう。

今夜、息子が言いました。

「嫁さんにする人は少々頭が悪くても
料理の上手な人がいい」・・・と。

イマドキの人、お料理のいろは「さしすせそ」も使わず
お惣菜屋さんで調達する人が多いとか。

私はお料理は家族への愛情の証だと思っているので
夕方の台所に「さしすせそ」が入り乱れていない生活
少し哀しくなります。
な~んてことを言う私も段々気難しいオバサンになっていくようです。


「さしすせそ」
さ=砂糖、し=塩、す=酢、せ=醤油、そ=味噌



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