友人から嬉しい宅配便が届きました。
玄関で宅配便業者から箱を受け取るとドーンと重い。
それはそのまま友情の重さ?
な~んて思いながら大きな箱を開封しました。
大きくてつやのある梨がたくさん並んでいました。
我が家では今年お初の梨です。
昔から「初物を食べると長生きする」と言われますが
また少し長生きできそうです。(笑)
この梨は千葉県の白井市のJAから産地直送してくださったもので
白井市は千葉県の北西部に位置し
明治以来、梨の栽培が有名なところです。
梨栽培農家の数は全国で第5位。
梨生産出荷数は鳥取の次であったり第1位になったりと
千葉県の梨は全国的に有名です。
嬉しい宅配便に早速梨を剥きました。
ををを~~!
なんて甘くて瑞々しいのでしょう。
本当に美味しいです。
梨を食べると、やっぱり秋を感じます。
実父が生前、梨が好きでした。
母に剥いてもらって食べていた父の顔が浮かびます。
父の写真にもお供えして、家族で美味しく頂きました。
そうそう・・・
9月9日の朝日新聞夕刊の11面にこんな記事がありました。
「梨ない」 天候不順で大玉が不足
二十世紀梨の日本一の産地・鳥取で
進物用の大玉がそろわず
予約受付けを前倒しで中止したとの記事です。
今年は・・・
梨が受粉する4月半ばから5月にかけて日照不足の低温。
7月は長雨で、適度な雨量が必要な8月は日照りだったとか。
悪条件の今年の梨生産に泣く鳥取県。
進物用に人気の大玉(2Lサイズ以上)は
今年は販売量全体の40パーセントに満たないらしい。
昨年までは5年連続70パーセントを越えていたという。
そんな記事を読んでいた矢先の宅配便でのお届け。
嬉しかったです。
「今年の梨は味わって食べなきゃ!」
そんなことを十分に感じさせる贈りものでした。
宅配便が送られて来る前日
奥さまの方からご丁寧なお葉書きを頂きました。
季節のご挨拶から始まり、私への労い・・・・
そして梨を送ったとのお知らせが綴られていました。
優しいお心配りが嬉しいですね。
このご夫婦の真摯な生き方まで伝わってきそうです。
秋の味覚に舌鼓。
やはり私の秋は「食欲の秋」
美味しい千葉の梨を本当にありがとうございました。
とってもとってもご馳走さまでした。