Road to 50’s ~50歳への道~

ナイスな50歳になるための日記

MMC模試と「受験生最後の日」

2008年08月17日 20時27分29秒 | Weblog
今日は、MMC模試を1年ぶりに受験してきました。

■模試を受験するにあたって設定した課題と結果

今日、模試を受験するにあたり、3つの課題を設定しました。

①思考プロセスの可用性確認
これまで、アウトプット練習をほとんどせず、
思考プロセス鍛錬に注力してきた自分の思考プロセスで
どこまで作問者の意図に迫ることができるか確認する

②「ファイナル(カウントダウン100)ペーパー」の可用性確認
過去問全28事例の設問文、与件文、各受験機関の解答
などに基づき、事例別ストーリーのパターン、問われ方パターン
よくわからん単語の解釈などを直前にまとめたアウトプット対応
用の略して「FCD100P」がどこまで実用化できるのか
確認する

③毎日練習している財務計算問題の成果確認
過去問で問われている論点(CF計算書、経営分析、DCFと投資計算、
取り替え投資、ABC、ディシジョンツリー、ポートフォリオ理論など)
に絞って練習してきた成果を初見事例でどれだけ出せるのかを
確認する

です。

①については、模範解答と照らし合わせた結果、キーワードらしき
ものは昨年に比べれば格段に多く盛り込めていました。ということは
今までの努力はちこっとは実っているということになります。

②については、一部活用でき効果を発揮した部分と、まったく発揮
できず、むしろ、自分の本能の赴くままに対応した方がスムーズ
にできた部分に分かれます。

たとえば、解答を落とし込むときに結論先出しを意識するのですが、
どうしても、書き始めると結論後出し型になってしまいます。
これは、書き始める前に骨子がちゃんと決まっていないということ
です。

思考とアウトプットの間のバッファ部分で、骨子を固め、脳内で
書くべき文章を具体的にイメージしなければならないのですが
それがまだできていない証拠でしょう。ここを鍛錬して、再度
結論先出し型へ挑戦します。

なお、結論先出し型にしたい理由は、スパイラル式に解答したい
からです。結論だけを解答用紙に書き込んでおけば、設問間の
一貫性を一目で確認できますし、時間切れで8割空白でも
結論だけは書かれていることになるからです。

③については、顕著に成果が出ています。しかし、単純ミスが
続発してしまった点は反省です。しっかり復習して対応したい
と思います。今回のMMC模試は、しっかりと1次財務
の問題を取り入れてくれていたので非常に有益でした。
本試験でも問われる可能性が非常に高い問題もありました。

■「受験生最後の日」との関係

今日の模試は、「受験生最後の日」を読んでおいて良かったと
思いました。

自分は基本的に小心者で、すぐにどきどきしてしまう性格ですが、
最近は試験慣れしており、あまり緊張はしない方だったので、
本の中の熱血さんの緊張ぶりを拝見して、「大変だったんだなぁ」
などと他人事にしていたのですが、今日、自分は明らかに
緊張していました。

緊張の原因は、「超久しぶりのアウトプットなので、できなかった
どうしよう」という不安でした。
自分では「だから、アウトプットのできが今回のテーマじゃないだろっ」
と言い聞かせても、いわゆる「平常心」に戻れない状態になりました。

たとえば、設問文を読んでも問われていることや制約条件が頭に
入らなかったり、与件文を読んで顧客ニーズにはオレンジマーカー
と決めていたのに、全ページピンクでマークしていたりww。

軽いパニックに陥っていたのだと思います。

そこで熱血さんが言っていたもう一人の自分を登場させました。
パニックに陥っている自分の横にもう1人の自分を座らせたのです。

「おいおい、勝手にピンクで染めるなよ。。緊張してんのか?」
とか、「お、ほら、この問題できそうじゃん」とか横から口を
出してもらっているうちに、無意識下の緊張が少しだけほぐれ、
その分、脳みそを広く使えるようになりました。

完全に緊張しているときは、脳内の視野が狭く感じていたのです。
なんというか、薄い暗闇の中で、よく見えない状態とでもいうので
しょうか。緊張がほぐれるとともに、見える部分が少しずつ広がって
いくようなイメージでした。

熱血さんもこういう経験を積み重ねながら、自分の精神と闘ったん
だなと共感を覚えました。

ペパチェさんの「絶望君対策マニュアル」も同様の効果を生むと
思います。

ただし、これらは、「自分のもの」になっていなければ意味があり
ません。人のメソッドをいただくことは、時間的な節約という意味で
非常に有効だと個人的には思いますが、それを自分のものにできなけ
れば、本番では使うことができません。
絶望君対策マニュアルを暗記しても意味がないのです。

これらも含め、上記の自分の「FCD100P」に可用性が
足りないのも、それをつかって訓練していないからです。

こういったことを踏まえ、残り2ヶ月、FCD100Pを
ファイナルペーパーに変え、本番では100%自分の力が
発揮できるようにしたいと思います。

ではでは。









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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメントありがとうございます (madmax)
2008-08-19 23:49:40
>Ichiroさん
いやー、まじで小心者ですよ。
そして、常に自分に自信がもてない奴です。
まだまだ修行が足りないのでしょう。。。

Ichiroさんのその得点は基本的に底力と認識
しております。

自分は特定の信仰はしてませんが、
毎週、ランニングをするときに通る、
市内でもっとも樹齢の古い大樹に親族全員の
健康と、自分の合格祈念をしております。
もう、52週×3=156回程度になります。

自分が一生懸命限界までがんばれば、当落線上
になった場合、ちこっと神様が助けてくれるか
もしれませんから、今後もがんばります。
返信する
これは意外、、。 (Ichiro)
2008-08-19 18:54:16
>基本的に小心者?

なんですか、、。しらなんだ、、。
落ち着いておられる方と思っていました。

私は先日の1次試験で、法務と情報の前には、万策尽きて、マジでお祈りしていました。その結果、75点OverとAround70点になりましたから、、。信仰の力は偉大でした。 アウトプットは毎週土曜日、大原で受けてきます。そして、模試はTAC8月31日と大原9月7日、MMC9月21日です。
今年はMMCの直前対策もスパーリングに行くお金の余裕も時間の余裕がないので、過去問三昧です。
過去問研究で分からないところがありましたら、ご指導お願いします。
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