**** 昨年の投稿とあわせるために本投稿のタイトルを投稿時から変更しました。****
熱血さんからメールにて「08年度版出版時にmadさんのブログで掲載された感想を09年度版に掲載してよい?」との問い合わせをもらったので「どっからでも好きに使ってくださいませ」とお応えしたら、09年度版の本文より前に掲載されていたw。
何か、自分も製作に携わったかのような錯覚に陥り、今年版も購入してしまいました。(今年は2次までいけるかわからんですがw)
冒頭に顧客の声を掲載するとは、まるでサービスの無形性によってサービス内容の品質が事前にわからないことを補完する取り組みのセオリーのようですな。さすが診断士たちw。
既に、BOZさんがブログにて紹介されていましたが、自分も負けじとアップさせていただこうと思います。
昨年の記事では「受験生最後の日」の特徴について書かせていただきましたが、基本的機能は昨年と変わっていないので、今年は特徴に関する記事ではなく、読んだ感想を書かせてもらおうと思います。
今年はストレート合格のDぴょんさんを加え、著者の方々の座談会の内容を掲載するなど、さらに中身が充実していました。
熱血さんとペパチェさんの記事は昨年読んだので、さっさと飛ばして(いやいや後の楽しみに取っておくことにしてw)、平成20年度に一緒に受験したDぴょんさんの記事から読ませていただきました。
いきなり母上のご不幸の話が目に飛び込んできて涙が出そうになりました。
私も受験した平成20年度について書いていただいたので、目の前に昨年の受験時のシーンが走馬灯のように思い起こされましたw。
やはり、ストレート合格者だけあって、非常にポイントを抑えた受験勉強をされたんだなと感じました。私がひーこらいいながら2年間かけて会得したノウハウを1次合格後2ヶ月で会得し、しかも、それを受験当日までにスキルにまで仕上げた能力は「只者ではない」と感じました。(内容は購入して読んでくださいませ)
単に「頭がいい」ということではなく、分析力・戦略立案力・実行力・仮説検証力が高い方であると推察しました。
なお、記事の中で最も印象に残ったのは事例Ⅲの第3問での「ひらめき」です。思い付きではなく、しっかりと根拠をもって金型設計要員の削減を提案された点については敬服しました。
さて、今年の「受験生最後の日」を読んで気づいたのは、3人の執筆者の方たちがアプローチは違えど、同じことを言っているなということです。これは自分も強く感じていることですが、診断士試験は暗記や記述テクニックを磨くよりも、過去問をやりこんでその傾向やストーリーを把握できればかなり効率よく、いい線までいけるということです。
これは、受験テクニックというよりも、診断士を目指すんだったら、まずは試験全体を分析したうえで、戦術を練って、計画、実行し、検証して。。。とPDCAをまわせよという診断協会のメッセージだと受け止めています。
加えて、診断士試験は診断士にふさわしい考え方・価値観をもった人物を選抜する試験ですから、角度を変えながらも、同じ論点が何度も出題されるのは当たり前のことなんですよね。それに気づいた上で、その論点を明確にし、計画的に反復して問われ方の角度も網羅していくと自然と60%の合格ラインに近いところにいけるんだろうなと思います。
2次については、各事例ごとの特徴もさることながら、与件文の中に盛り込まれているポイントも毎年同じだったり、隔年ごとに同じだったりなどかなりパターン化しています。それをピンポイントで射抜けるかが効率の良い勉強ができるか否かにつながります。
言い換えれば、それに気づいたかどうかで複数年受験になるかどうかが決まるような気がします。(私のように気づいても、自分を律することができずに勉強不足になる人間もいますがw)
お三方の受験期間は長短それぞれですが、3人ともそれに気づいている点を踏まえると、上記の考え方はやはり間違ってないのだなと思います。
そして、お三方は気づいたことをしっかりとファイナルペーパーのような形にして、繰り返し演習を行い、スキルにまで高めたからこそ、当日に多少の混乱はあっても落ち着いて合格レベルの答案を書けたのだろうと思います。
彼らに比べれば自分はまだまだですが、いつか受験生最後の日を迎え、受験生最後の日に執筆できることを夢見てがんばります。
受験生最後の日の製作にかかわられた皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。
ではでは。
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こんばんは。
受験生最後の日、ご紹介いただきまして
ありがとうございました!
また私の執筆部分に触れていただきまして恐縮です。本人は大した人間ではありませんw
が、何が何でもストレート合格するしかないんだという気持ちから、必然的に効率よく勉強できたのかもしれません。
昨年度版「受験生最後の日」や「ふぞろい」や502教室の皆さんのブログ記事などを参考に学習方法などは決めていったと思います。
まあやはり、間違いないのは過去問ですね。
過去問の上に本試験は成り立っているのですから。過去問を突き詰めることに合格への道が隠されているように感じます。
昨年同様、今回の記事もリンクいたしました。
今後ともよろしくお願いします。
勉強法に何を選ぶのか?の基準は分析力にある
と思います。
さまざまな情報をバランスよく収集して、
Dぴょんさんが結果的に合理的な判断を下せた
のは優れた分析力を持っていたからだと思い
ますし、その分析力があったからこそ2次試験
も合格できたのだと思いますよ。
それを習得できるタイミングは人それぞれ
だと思います。
自分はまだまだなので、もう少し修行したいと
思います。
今後とも、ご指導よろしくお願いします。
体調は大丈夫ですか?
熱血さんの場合、心理的限界が来る前に
肉体的限界が来てしまったということでしょう
ね。毎日ジョギングをされ、持久力をつけてい
てもそれだけお疲れになったということは、
相当な激務なのでは?と推察いたします。
まさしく体が資本ですから、うまくメリハリ
をつけてながーくご活躍できるようにしてく
ださいませ。
ではでは。
1次勉が切羽詰ってきていますが、
なるべく早く書評できるようにしたいと
思いますです。ハイ。
もうちょっと待っててねw
ではでは。