Road to 50’s ~50歳への道~

ナイスな50歳になるための日記

信頼関係

2009年06月14日 21時56分01秒 | Weblog
一昨日、カミさんから、私の母親に対する不満をぶつけられました。
内容は、「気持ちよく子供を預けられない。これでは近所に住んでいる
意味がない」というものでした(苦笑)

まぁ、うちの親の価値観としては、「自分の子供は自分で育てろ」という
ものなので、「ぎりぎりまで困ったら預かってもいいが、本来的には
夫婦でなんとかせい」という気持ちが会話の中に表れてしまい、それが
カミさんの不満になったようです。

今まで、私の親に対する不満はぶつけたことがなかったカミさんでしたから
私に対する不満が、私の親に投影されてしまったのかなと不安になりましたし
一方で、なぜ、ここまで怒りの感情をぶつけられるかという悲しみも味わい
ました。

今までは、こちらも感情的になり、徹底的に抗戦し、相手の人生を否定するような
ことも口走ったこともありました。

しかし、今回は、一歩間違えると離婚の危機につながりかねないので、
一方的な攻撃を受け止めるだけにし、この件について、反論をせず1日じっくり
考えてみました。

当初は、「もう結婚生活も終わりなのか?」「子供はどうする?」などと
ネガティブな思考が浮かんでは消えていましたが、そのうち、ふと
「カミさんの気持ちになって考えてみよう」と思いました。(結婚16年間の
中で初めてかもしれません)

カミさんは、一般的な嫁・姑の間柄よりは、深い付き合いをしてくれているわけで
すが、私や息子よりも、感情的には孤独なわけです。
そのような環境の中で、子供を育て、社会との関係を持ち、仕事をしているわけ
で、その上、来年からは学童保育もなくなります。
来年からは、毎日のように、子供を預けなければならない。
「今でさえ、あまりいい顔をして預かってくれないのに、来年になったらどうなる
んだろう。」という不安にさいなまれても不思議ではない。
それなのに、これまで自分は喧嘩のたびに、相手を傷つけるような言葉を吐いて
いたわけです。

これでは、普段笑顔になってくれ、私にも気を使ってくれというほうが無理だし
すでに、彼女から私に対する信頼関係はずたずたなんだろうなと思いました。

そう考えると、自分の親の弁護ばかりしてしまった一昨日の会話は、彼女の気持ち
をまったく無視した内容だったなという反省の気持ちがわいてきました。

なので、昨日の深夜に、これまた、結婚後初の手紙を書いてみました。
彼女の気持ちをまったく考えずにいたことを詫び、親の物言いについても
詫びました。ただし、親はもう70歳近いわけで、いまさら価値観を変えろ
というのも難しいため、今後は、遠慮なく自分に言ってくれれば、私が親に
預かることを頼むこと、お互い子供のために、連絡を密に取り、子供が
さびしい気持ちや悲しい気持ちにならないようにしていこうというような
内容でした。

この内容で、少しでも、彼女からの信頼が回復できればいいなと思いましたが、
一夜明けて、どうなるかと思いましたが、特に、お互い、その件に触れずに
います。ただ、今までよりは悪い関係になっているわけではないようなので
まぁ、気持ちは伝わったかなと思います。
(自己陶酔しやがって、と思われていないことを祈ります!)

これをきっかけに、今後も、彼女の気持ちを考えながら、生活していこうと
強く思った数日でした。

また、今回、このような考え方に至ることができたのは、診断士勉強のおかげ
かなとも思いました。

この勢いで、ストレート合格を目指すぞw。

ではでは。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おっしゃるとおり (熱血感動型)
2009-06-22 05:46:04
>このような考え方に至ることができたのは、診断士勉強のおかげかなとも思いました。

確かに。作問者の意図を読むことと、相手の立場に立つことは同義ですもんね。
返信する
ご無沙汰してます (madmax)
2009-06-23 02:22:27
あっという間に、雲上人になってしまった感のある、熱血さんにご来訪いただき、大感謝です。受験生最後の日 第2弾の発売、おめでとうございます。

さて、最近は事例を解く際に、社長の思いや従業員の思い、顧客の要望、といったさまざまな立場から多面的に見るようにしようとしています。

さまざまな角度からの視点の交点が事例の解=作問者の意図だと思います。

また、そのような多面的な視点で企業を診断・助言することが診断士の仕事だと思いますし、そういった視点に立てる人物を診断士として選抜する試験だと思っています。

自分もそうなれるよう、努力していきたいと思います。

これからもご指導よろしくお願いします。
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