世界は経営学の大家を失った。日経の記事には、ドラッカー氏は経営学者、経済学者ではなく、社会心理学者だったというコメントが書いてあった。経営学はこれにつきるのではないかと稚拙な頭で考えた。「マーケティングの究極の目的はセリングを不要にすることだ」という言葉がまさにそれを示している。戦略的マーケティング=経営戦略の策定と実行であるわけであり、マーケティングは消費者のニーズ(顕在的、潜在的)を把握し、それを満足させるための具体的な行動を考え実行すること。これって、社会心理学以外の何者でもないのではないかと思う。単純すぎるか?とも思うが、私の脳においては、冒頭のコメントがこのように解釈された。このことと、Nancyさんのブログに書いてあった「企業のほとんどはサイコバス」ということは無関係ではない気がする。企業はゴーイングコンサーンであるために、ステークホルダーの満足を得ることが必要となるが、これも常々考えていたことだが、ステークホルダーの全員が同列にあるのかというと、答えは否ではないのか?株主は出資をしているかわりにリターンを得る。これが利害の利になるわけであるが、この利は企業が顧客に支持され、売上高が上がった結果つまり、顧客のニーズを把握し、満足を提供できた結果として得ることができるものであると考える。サイコバスな企業はこのあたりがおかしいことになっているのではないか?企業は株主のもの=配当重視=利益重視=売上高拡大=顧客満足の最大化=消費者ニーズの把握と具体的な実現策といった関係にならなければいけないのに、利益の重視=低コストオペレーションの推進と履き違え、コストに占める割合が最も大きい人件費削減に走る&コンプライアンス・環境保全にかかわるコストの低減に走る=労働力搾取・環境破壊という間違った式にはまっているのではないか?とふと思ってしまった。ドラッカー氏は理論理屈よりも、本当に人間や人間の心を軸にした理論展開をなさっていたので、いちいち腑に落ちることが多かったのもうなづけるきがする。大往生ということで、よかったと思う反面、太陽が失われたような喪失感があるというのが現在の心境である。
過去問題集
第5問のポイント
・決算整理事項の再確認
①現金過不足の整理:雑損、雑益
②消耗品の整理:T/Bの記載項目に注目。
「消耗品」だったら :入口:資産 出口:費用のパターン
使用分を費用へ計上
「消耗品費」だったら:入口:費用 出口:資産のパターン
未使用分を資産へ計上
③売上原価の計算:仕入勘定で処理⇒前期繰越高→仕入 仕入→期末繰越高
仕入勘定の貸方残高=売上原価
売上原価勘定で処理⇒仕入借方残高→売上原価借方
前期繰越高→売上原価借方
売上原価勘定借方残高-期末商品棚卸高=売上原価
④貸倒引当金の設定:(売掛金、受取手形のB/S記載金額合計)×設定率=見積額
見積額>T/Bの貸倒引当金 ⇒ 見積額-T/Bの貸倒引当金=補充必要引当金額
(貸倒引当金繰入)○○○ (貸倒引当金)○○○
見積額<T/Bの貸倒引当金 ⇒ T/Bの貸倒引当金-見積額=戻入必要引当金額
(貸倒引当金)○○○ (貸倒引当金戻入)○○○
⑤有価証券の評価替え
⑥固定資産の減価償却:固定資産の金額の記帳方法。間接法の場合は取得原価が記帳され、直接法の場合は減価償却費控除後の金額が記帳される点に注意。
⑦収益・費用の見越し・繰延
第5問のポイント
・決算整理事項の再確認
①現金過不足の整理:雑損、雑益
②消耗品の整理:T/Bの記載項目に注目。
「消耗品」だったら :入口:資産 出口:費用のパターン
使用分を費用へ計上
「消耗品費」だったら:入口:費用 出口:資産のパターン
未使用分を資産へ計上
③売上原価の計算:仕入勘定で処理⇒前期繰越高→仕入 仕入→期末繰越高
仕入勘定の貸方残高=売上原価
売上原価勘定で処理⇒仕入借方残高→売上原価借方
前期繰越高→売上原価借方
売上原価勘定借方残高-期末商品棚卸高=売上原価
④貸倒引当金の設定:(売掛金、受取手形のB/S記載金額合計)×設定率=見積額
見積額>T/Bの貸倒引当金 ⇒ 見積額-T/Bの貸倒引当金=補充必要引当金額
(貸倒引当金繰入)○○○ (貸倒引当金)○○○
見積額<T/Bの貸倒引当金 ⇒ T/Bの貸倒引当金-見積額=戻入必要引当金額
(貸倒引当金)○○○ (貸倒引当金戻入)○○○
⑤有価証券の評価替え
⑥固定資産の減価償却:固定資産の金額の記帳方法。間接法の場合は取得原価が記帳され、直接法の場合は減価償却費控除後の金額が記帳される点に注意。
⑦収益・費用の見越し・繰延