今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

■難関1■ 心拍が・・・ (続)

2006-08-28 15:26:32 | マタニティー・エクスプレス06

予定どおり、土曜日に再検査に行ってきたのですが・・・

まずは血液検査。結果が出るまでしばらくかかると言うので散歩に出て、
1時間半後に戻ってきてみると「電気系統の故障で・・・ ラボとの連絡がうまく
取れないので・・・ 検査結果を今、スタッフが取りに行っているところです。
もう1時間待ってください。」とのこと。
でも3分ほど待っていたら名前を呼ばれ、前回とは違うお医者さん(前回も
今回もインターン)が担当で問診が始まりました。

今回担当の女医さんによると、前回のお医者さんが指示した「血液検査」も
「本日の再検査」も全く意味が無いと言う。
「1週間、間をあけて検査して比べてみないと、わからないんですよ。」
どうして同じ病院の医師たちの意見がこうも違うのか。「見解の違い」を
超えて患者を混乱させるだけではないのか?と腹立たしくなりながらも、
医師の話を聞く。頑固に「今日検査しても意味が無いんです。」と言い張る。
こちらも、検査を強要する必要も無いわけだけど、血液検査をして、その
結果を待っていた2時間ほどが全くのムダであり、それについて何のお詫びの
言葉も無いのが妙にしゃくに障ったので、(夫もどうやら同様だったのか、)
2人で医者にかみついた。(苦笑)
すると、うんざりって口調で医師が「わかりました、検査しましょう。」と。

そして結果、やはり心拍は見えず。
(胎芽のサイズは、週数的には相応のサイズだと言われた。)

医師は、「胎芽の成長が遅い場合も、あるんです・・・」と、100%の回答を
この日に出すのを避けるために言っていたけれど。
実際、子宮内容物摘出の直前にはしっかり何度もエコーで確認されるの
ですが、その最後の瞬間に心拍が見えた!ということもあるのだとか。
だから本当になんとも言えないのだろうけれど。医師の顔には明らかに
「もうダメでしょ、どう見ても。」という顔色が。

とはいえ、木曜の再検査までは誰にも答えは出せないのだから。
じっとガマンするしか無いのですね・・・。
しかし、土曜日にこうして検査して、心拍が見えなかったことで、あきらめる
覚悟をゆるやかに始めることができました。
最後にほんのわずかに残された可能性は、「とびっきりの奇跡」ということで。
ただ、そのとびっきりの奇跡が起きたところで、それだけ成長が遅かった
胎芽が果たしてちゃんと今後も成長していくのかどうか。その点にまた
さらなる不安がのしかかってくるんですけどね・・。

今回、インターンの医師たちに対して非常に不信感を覚えました。
患者側がよくわからないことを良いことに、テキトウに丸めてごまかしている。
(これは、どこの国の医療機関でもよくあることなのかもしれませんが。)
実は、妊娠週数も前回の医師に間違って記入されていたんです。
(最終生理開始日をちゃんと告げたはずだけど。←そこから割り出すのが
医師や看護婦の仕事のはず。)
わたしは一瞬聞いててアレ?と思ったけれど、妊娠週数の計算の仕方が
以前書いたとおり2種類あるので、そのもう一方のほうかも・・と思って何も
言わなかったんです。
こういう初歩的なミスがありながらも、それに大してちゃんとした釈明や
詫びが無い。(これがフランス・・・。)


夫とはすでに、「今回ダメだったら」という可能性を強くとらえて、今後に
ついて話し合いはじめています。
わたしの体が次の妊娠にむけて回復するまでに1ヶ月はかかりますが、
それからまたすぐチャレンジしようかと。
めげてはいられませんからね。
諦めた時こそ本当に、おわりだと思うので。
でも、あと1~2回がんばってみてもダメだったとしたら、もうわたしのほうに
気力と体力が残らないかもしれないので、そうなると、別の人生について
考えることにするかも。
そんなことを今、話し合っています。


こういうのって、決してドラマチックなことではなく、今の時代には日常的に
多くのカップルの間で起こっている現実のようです。
夫の会社の同僚でも2人同時に、妊娠初期で流産を体験した女性社員さん
がいます。つい先日のことです。そのうち1人はすでに一度流産していた模様。
うまくいった場合のことしかなかなか耳に入っては来ないけど、こういう
カップルも多いのです。
そして、そういう時に、しっかり夫婦の絆が保てるカップルが一体どれだけ
いるのか・・・。
うちは幸いにして、夫がとても強くいてくれます。いつも励ましてくれるので、
わたしも安心していられます。

次の検査は木曜日です。
これで最終的に結果が出るのではないかと思っています。
今、まだつわりも続いていて、胸の張りもあって、体もだるく、このまま
木曜まで待つことはハッキリ言って苦痛なのですが、仕方ないです。
もしもの「奇跡」を信じるとしたら、今でも胎芽はゆっくりと成長中のはず
なのですから・・・。


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