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「4eme FESTIVAL NATIONAL DES CROQUEMBOUCHES」という名のコンクールが開催されてました。
フランス国内のコンテストです。
で、「DES CROQUEMBOUCHES」ですが・・・、“パリパリ系の一口サイズのお菓子”とでも言うか?
なんかそんなモノをイメージしてください。(←いい加減な解説でスミマセン・・・汗)
↓わたしたちの行った日、22日の午前のコンクールはこちらの4名です。
その中に、なんと「KODOMA Kimie」って・・・日本人女性が入っていました。
フランス国内コンテストですから、彼女はフランスの地にてパティシエさんとして働いていらっしゃる
んだと思います。日本人、活躍してますねぇ~。
では、出場選手ならびに作業の紹介です。
↓こちらは FRATAS Yann さんです。
飴と格闘中。 後ろには、怖~い顔した審査員が二人。
↓これは彼の手元です。またしても鏡の設置のおかげで、こうして見ることができます。
飴を温めて、ハサミで切断中。
そして扇風機の風で冷やしながら、なにやら成形しています。(その様子も審査されてる。)
(関係無いけど、この↑ヤン君、ジョニー・デップに似てない?)
ジョニー・デップ似のヤン君が作っていたもののアップです。
コレは一体何になるの???
↓こちらは BRONDANI Valentin さんです。
大工道具を使って水平を測ってます。スゴイですね~。
やはり「基礎」が肝心なのでしょうね。
↓こちらは KODOMA Kimie さんです。
やっぱり審査員に見つめられながらの、緊張の中での作業。
しかも、彼女の手前1.5mのところには、わたしのような観客がわんさか・・・。
(もう一人、BOLAINGUE Mickael さんという出場選手がいるのですが、写真も撮ったのですが、
ナゼかファイルが壊れて使い物にならなくって・・・載せられませんでした。)
↓みなさんは、こんな道具を使っていらっしゃいました。
飴を温めるためのヒーター、ピペット(でいいのかな?)、扇風機、ガスバーナーなど。
キミエさんは、慎重にプチ・シューを組み上げていってました。
↑この黄色い矢印の先に、ボンベがあるでしょ?
コレを使って・・・
↓ブシュ~ッ!とね、冷やして、プチ・シューのキャラメル(飴)部分をくっつけるんだそうです。
黄色い楕円の中が、その作業中の様子。
左側にある小さいお鍋に熱々のキャラメルが入ってて、プチ・シューをそこにちょこんとつけて、
すぐに冷やして接着。
「へぇ~、ほぉ~」って、関心しきりのわたし。普段は見れない光景が見れて面白かったです。
彼らが作っているのは「PIECE MONTEE(ピエース・モンテー)」と呼ばれる、いわばケーキです。
結婚式の時なんかにこういうのが使われるそうです。(わたしは実際に食べたことが無いので
味とかよくわかりませんが。夫が言うには、中にクリームも入ってるんだとか・・・。)
この記事の上で“パリパリ系の一口サイズのお菓子”っていうかなりムリヤリな説明をしましたが、
パリパリの理由はこの「飴細工&キャラメル(←焦がした砂糖)」にあるんです。
このサロンの中で行われていたコンクールは他に、パンのコンクールがありました。
でも、見に行ったけど・・・かな~り地味でした。(汗)
その他に、↓サンドイッチのアイデア紹介、なんてイヴェントもやってました。
でもコレもつまらなそうだった・・・。
キミエさんの出場してるコンテストの作品たちが仕上がるまでに、まだあと1時間くらいはあるので、
会場を見て回ることに。
これは、まあコンクールですが、時間も長い体力勝負な部分もあるように感じます。
女友達が日本でパティシエしていましたが、朝もはよから(5時出勤)作業して細腕に似合わない筋肉つけてました。
華やかで楽しそうだけど、実際にはとってもきつそうな仕事だなーと思いました。
立ちっぱなしだし。華やかで楽しそうに見えるのは、外見だけでしょうね。
わたしの友達の旦那様(日本人)が日本でパティシエやってるのですが、クリスマス時期からひなまつりにかけて、仕事で忙殺されてたようです。寝る時間も無くて店に泊まったことも何度かある、と言ってましたから・・・大変ですよね。