(ストーリー)
米国初の黒人大統領候補パーマー(デニス・ヘイスバード)上院議員暗殺計画の情報がCTU(テロ対策ユニット)のロス支局にもたらされる。ロス支局のチーフであるジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)は、情報収集に追われるが、内部にスパイがいるとの情報によりスパイ摘発の極秘任務につく。他方、ジャックの娘キム(エリシャ・カスバート)は、友人とともに何者かに誘拐される。ジャックの妻は探索にでるが、一見無関係に見えたこの誘拐事件と暗殺計画はつながっており、ジャックは背後のテロリストたちに翻弄される…果たしてジャックは上院議員の暗殺を未然に防止し、娘を救出できるのか(24 トゥウェンティ・フォー第1シーズン)。24時間がリアルタイムに進行するサスペンスアクションストーリーが展開する。
DVD
(評論)☆☆☆
本作品は、24時間におこる事件をリアルタイムに進行させる異色のドラマである。すなわち、1話が12時から1時の1時間といった感じで進み、1日24時間を一つのドラマのストーリーとして描くものである。また、さらにそれだけでなく、目的のためなら手段を選ばない、法律も規則も破るというヒーロー、ジャック・バウアーの活躍や仲間の裏切りの連続といったいままでのアメリカンヒーロー、ストーリーとは一風変わっているところも見所である。
ジャックだけなく個性のある悪役や脇役が出てくるのだが、娘のためならCTUの命令も無視し無軌道に突進するジャックは世界一の親ばかである(^_^;)この親ばかぶりは、第2シーズン、第3シーズンでエスカレートしていくが。
現在シリーズは第4シーズンまであるが、物語の意外性、おもしろさは第1シーズンがピークで回を追うにつれ、無理無理ストーリー設定となっていくのはちょっと残念。シリーズものは第1作に限るという法則は、このドラマにもあてはまる。とはいえ、第1シーズンは見る価値あり、ということで☆3つの評価。
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