ドラマ考６「エースをねらえ！」(２００４年 日本)

(ストーリー)
　テニスの名門西高の女子テニス部の１年生岡ひろみ(上戸彩)は、名テニスプレーヤー、お蝶夫人こと竜崎麗香(松本莉緒)にあこがれてテニスをプレイする毎日であったが、新任のテニスコーチ宗像仁(内野聖陽)に地区大会の選手として選ばれる。とまどうひろみに先輩女子部員のいやがらせがはじまるとともに、宗像コーチの厳しい特訓が待ち受けていた…うちのめされながらも徐々に才能を発揮しはじめるひろみと宗像コーチとの師弟愛、精神的成長を描く人気テニス漫画の初の実写ドラマ化！

DVD

(評論)☆☆☆
　エースをねらえっていうと昔の「コートでは～」のアニメが思い浮かび、はじめは、馬鹿にしてみていた。丸顔のお蝶夫人はどうもとか…(松本莉緒のファンに刺される発言だ！)。
　ところが、宗像コーチ役の内野聖陽が妙にはまっており、これだけ漫画のキャラをリアル化したものはないっていうくらいの感じだった。様々な名台詞を恥ずかしげもいえるのは内野＝宗像だけであろう。そうなると、少々難のある上戸＝岡ひろみも松本＝お蝶夫人もありだーという感じになり、最後まで見てしまうことになるのは必定！続編の「スペシャル　奇跡への挑戦」は今ひとつであったが…エースをねらえの後半は原作漫画を読んだ方がおもしろい。なにはともあれ☆３つの評価。レンタル屋で借りて損なし。