暇人に見て欲しいBLOG

別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

終わった

2006年09月25日 23時01分52秒 | 日記系
 ようやく、『人間失格』を読み終えた。
 作中の「手記」を本文とするなら、手記の作者が主人公ということになるのだろうか。そうするとぼくは、主人公と似ている。
 まぁ、さすがにここまでひどくはないけれど、ぼくも思い込みの激しい人間だから。いろいろと「わかる」思いがあった。
 あまり深い話をするとネタバレになってしまうのでしないが、ぼくはこの主人公はとても人間らしいと思うし、どちらかといえば真人間よりはぼくに近い人種だと思う。ただ彼は、他人や社会に合わせる生き方を選んだし、ぼく自身は他人を嫌い社会とは相容れない生き方を選んだ。その点でまず違うのだけれど、他人をあざむき自分を隠すという点において相違ない。
 おっと……しゃべりすぎた。ま、これくらいは宣伝の範囲か。
 ま、言ってしまえば彼も頭がよすぎただけなのだろう。そしてあまりにも人間すぎた。度を越すと何事も非常となり罪となる。
 ぼくもよく思うのだ。
 自分は欲深い。
 人間らしいといえばあまりに人間らしく、欲深い。
 ワガママが過ぎる。
 まぁ、死なないように努力しよう。
 死なない努力とはつまり死から遠ざかること、死を忘れることだと思うが。
 生きる罰を、あまんじて受け入れよう。
 さあて、人間失格にならないように、すでに失格しているなら限り無く合格に近づくように、また人間を始めようか。
 ぼくはまだ歩くさ。

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