彼女への手紙を書いていると、クロネコメール便で『人間失格』が届いた。それは先週、僕が自分で注文していたものである。昔の文豪にさほどの興味もないが、人間失格というのが自分にふさわしい気がして、買ってしまった。
もくじを見て、むっとする。
本文のあとに、語注、解説、鑑賞、年譜などという野暮なものが三十ページも続いていたからだ。解説や年譜、語注なんてものはしかたないとしよう。しかしながら鑑賞とはなんだ。感想文みたいなものか。だとすれば、それは作者に対しての侮辱ではないか。一読者の読者感想など作者の作品にはなんら付属させる意味がないしむしろ汚れである。感想文などというものにはえてして作者の意図に反する内容が含まれているものである。へたすれば作品にとって致命的な何かを含んでいる可能性もある。
ま、ケチはつけたがこの『人間失格』。僕のバイブルになりそうな予感……がしないでもない(本文にはケチをつけていないし)。ま、読むのはテスト終了以降だろう。楽しみである。
もくじを見て、むっとする。
本文のあとに、語注、解説、鑑賞、年譜などという野暮なものが三十ページも続いていたからだ。解説や年譜、語注なんてものはしかたないとしよう。しかしながら鑑賞とはなんだ。感想文みたいなものか。だとすれば、それは作者に対しての侮辱ではないか。一読者の読者感想など作者の作品にはなんら付属させる意味がないしむしろ汚れである。感想文などというものにはえてして作者の意図に反する内容が含まれているものである。へたすれば作品にとって致命的な何かを含んでいる可能性もある。
ま、ケチはつけたがこの『人間失格』。僕のバイブルになりそうな予感……がしないでもない(本文にはケチをつけていないし)。ま、読むのはテスト終了以降だろう。楽しみである。
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