テスト最終日。テストを終えて帰宅した午後。
読みたくてうずうずしていた「優子」を読了。
テスト期間中にも「夏と花火と私の死体」を読了しており、まさに乙一先生の原点を振り返っている今日この頃。
10周年とか結婚とかまったく無視して原点回帰していた。
久しぶりに読んで思ったのが、
「乙一は最初から神だった」
ということ。
乙一先生自身は「夏と花火はたまたまうまく出来たんです偶然なんです」と言うけれど、読めばわかる。これは必然だ、と。
まず文章から素晴らしいのだ。
最近はなにを思ってか短文を連ねて小説を書いている傾向があるが、昔の乙一先生はかなり長い文を丁寧に書く人だったのである(もちろん最近の乙一先生も丁寧だが、一つ一つの文の長さが極端に短くなった)。
描写が多く、それでいて多過ぎない。
こんなことが16、7の男に可能なのかと疑うしかないほどに、よく達成されている。
すごい……。
思わずそう唸ってしまう。
また乙一作品を読み返すのにハマってしまいそうである。
ところで、調べてみると乙一先生の単行本未収録作品がけっこうあった。
まとめるときっと本一冊分くらいにはなるはずである。
早く短編集を出してくれ……!!
読みたくてうずうずしていた「優子」を読了。
テスト期間中にも「夏と花火と私の死体」を読了しており、まさに乙一先生の原点を振り返っている今日この頃。
10周年とか結婚とかまったく無視して原点回帰していた。
久しぶりに読んで思ったのが、
「乙一は最初から神だった」
ということ。
乙一先生自身は「夏と花火はたまたまうまく出来たんです偶然なんです」と言うけれど、読めばわかる。これは必然だ、と。
まず文章から素晴らしいのだ。
最近はなにを思ってか短文を連ねて小説を書いている傾向があるが、昔の乙一先生はかなり長い文を丁寧に書く人だったのである(もちろん最近の乙一先生も丁寧だが、一つ一つの文の長さが極端に短くなった)。
描写が多く、それでいて多過ぎない。
こんなことが16、7の男に可能なのかと疑うしかないほどに、よく達成されている。
すごい……。
思わずそう唸ってしまう。
また乙一作品を読み返すのにハマってしまいそうである。
ところで、調べてみると乙一先生の単行本未収録作品がけっこうあった。
まとめるときっと本一冊分くらいにはなるはずである。
早く短編集を出してくれ……!!
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