昨夜未明、某所で某メンバーと酒を飲んでいたわたくしは休日の今日もまだ学生寮にいた。
そして実は土曜日の午前中も図書館が開いており、インターネットができるので、こうしてやってきた。
『土日の更新は皆無』という自己紹介が嘘になった。
人生初のお酒はジュースの味がした。いやジュースの割合が高くてアルコールはたったの4%だった。3本分ほど飲んだだけなので大した酔いもなく、周りの人間達が馬鹿みたいにはしゃいでいるのを嫌悪しつつ、一緒に馬鹿やった。お酒は人を馬鹿にする。
そもそも酒嫌いのわたくしがなぜ酒を飲んだのかというと、このブログのせいだった。わたくしはここで好き放題書いている。グチとかウソとかモーソーとか。その一部の文章を見たクラスメイトが、
「これは私への悪口だと判断し、罰としてあなたに酒を飲んでもらいます」
と、宣告したのである。
わたくしとしては「断じて悪口を書いたつもりはない」と主張したのだが、
「あなたがどう思って書いたにしろ、私が傷ついた事実に変わりはなく、それに対するなんらかの処罰を行なうのが当然である」
と、頑として譲らなかった。
さいですか。
わたくしは抵抗しても無駄だと悟り、おとなしく捕まることにした。
そして刑の執行が昨夜であった。
お酒はあまりうまいものではなかった。しかしジュース混合のおかげで思ったよりは飲みやすかった。でもやはり酒は好かん。大勢で飲むのも嫌だが、たとえ一人でも飲もうとは思わない。酒なんてもう二度と飲みたくない。
わたくしは酒を恐れていた。酒を飲んで酔った自分が何をしでかすか分からなかったからである。
今回、3本ほど飲んだが、ほろ酔いしたくらいだった。意識ははっきりしており理性もしっかり残っていた。いつもとほとんど変わらない。少し違うのはのどの上部が熱いということだけであった。
酔うと気分がよくなるという話を聞くが、わたくしは全然いい気分にならなかった。それどころか周りの雰囲気に嫌気がさした。一応合わせて馬鹿笑いしたりしたが、心から笑ったりはしなかった。
あれはいかん。酒の場で(気分的に)一人取り残されるのは結構、つらい。周りについていけずただ冷めた心でむしゃくしゃするだけである。だから本当は酔ってしまったほうが幸せなのだ。
しかしわたくしは先述のとおり酔うことをひどく恐れていたのでなるだけ飲まないよう努めた。おかげで酔わなかった。酔わない酒の場ほどつまらないものはない。
要するにわたくしは酒の場に向かない臆病者であった。
二度と酒を飲まないためにも、もうここで悪口めいたことは書かないことにする。
しかし社会人になれば自然とそういう場に駆り出されることになる。サラリーマンなんかは上司の付き合いで毎日大変であろう。
そんな人生はまっぴらゴメンである。
だからわたくしは社会人に向いていない。社会不適応者である。
そんなわたくしにできる職業といえば、もうそれこそ小説家とか作家とか物書きとかしかない。
だからわたくしは小説家になりたいのである。誰とも関わることなく孤独に生きたいのである。
ただ残念なことに才能がない。作品をどんどん生み出す才能もなければ、文章の才能も、発想の才能も、ない。
普通、そういう人は夢を諦めるかがむしゃらに努力するかのどちらかである。しかしわたくしは諦めも努力もせずに、ただだらだらと書きつづけているだけなのである。
ダメ人間。
わたくしはダメ人間でいい、と思う。
なぜならわたくしの知っているダメ人間の皆さんは、皆、素晴らしい作家さんだからである。ダメ人間にならずしていい作家にはなれない、とすら思う。
作家なんていうのはダメ人間の集まりみたいなものなのかもしれない。一般的なこと、普通なことがてんでダメで、小説しか書けない人間。そういう人が作家になれるのだと思う。
アニメ「キノの旅」で主人公キノがこんなことを言う。
「本なんてものは、狂った人間が書いているものさ」
言葉どころかニュアンスも若干異なるが、まぁだいたいこのようなセリフである。
これを聞いてわたくしはうんうんと納得した。いやもちろん、正常な人もいるだろう。けれどもどこかおかしい人間でないと物語は書けないと思う。変で独特だからこそ、特別視されて本が売れる。要するに個性的な人間でなければ作品を書くことは出来ない。凡庸ではだめなのである。
ダメ人間は普通のことがダメな変人である。だから個性的である。つまり、物語を紡ぐ能力があるということ。
だからわたくしが目指すところはダメ人間なのだ。
社会不適応者だろうと変人だろうと構わない。個性的であるということ、それこそが得がたい才能なのである。
そして実は土曜日の午前中も図書館が開いており、インターネットができるので、こうしてやってきた。
『土日の更新は皆無』という自己紹介が嘘になった。
人生初のお酒はジュースの味がした。いやジュースの割合が高くてアルコールはたったの4%だった。3本分ほど飲んだだけなので大した酔いもなく、周りの人間達が馬鹿みたいにはしゃいでいるのを嫌悪しつつ、一緒に馬鹿やった。お酒は人を馬鹿にする。
そもそも酒嫌いのわたくしがなぜ酒を飲んだのかというと、このブログのせいだった。わたくしはここで好き放題書いている。グチとかウソとかモーソーとか。その一部の文章を見たクラスメイトが、
「これは私への悪口だと判断し、罰としてあなたに酒を飲んでもらいます」
と、宣告したのである。
わたくしとしては「断じて悪口を書いたつもりはない」と主張したのだが、
「あなたがどう思って書いたにしろ、私が傷ついた事実に変わりはなく、それに対するなんらかの処罰を行なうのが当然である」
と、頑として譲らなかった。
さいですか。
わたくしは抵抗しても無駄だと悟り、おとなしく捕まることにした。
そして刑の執行が昨夜であった。
お酒はあまりうまいものではなかった。しかしジュース混合のおかげで思ったよりは飲みやすかった。でもやはり酒は好かん。大勢で飲むのも嫌だが、たとえ一人でも飲もうとは思わない。酒なんてもう二度と飲みたくない。
わたくしは酒を恐れていた。酒を飲んで酔った自分が何をしでかすか分からなかったからである。
今回、3本ほど飲んだが、ほろ酔いしたくらいだった。意識ははっきりしており理性もしっかり残っていた。いつもとほとんど変わらない。少し違うのはのどの上部が熱いということだけであった。
酔うと気分がよくなるという話を聞くが、わたくしは全然いい気分にならなかった。それどころか周りの雰囲気に嫌気がさした。一応合わせて馬鹿笑いしたりしたが、心から笑ったりはしなかった。
あれはいかん。酒の場で(気分的に)一人取り残されるのは結構、つらい。周りについていけずただ冷めた心でむしゃくしゃするだけである。だから本当は酔ってしまったほうが幸せなのだ。
しかしわたくしは先述のとおり酔うことをひどく恐れていたのでなるだけ飲まないよう努めた。おかげで酔わなかった。酔わない酒の場ほどつまらないものはない。
要するにわたくしは酒の場に向かない臆病者であった。
二度と酒を飲まないためにも、もうここで悪口めいたことは書かないことにする。
しかし社会人になれば自然とそういう場に駆り出されることになる。サラリーマンなんかは上司の付き合いで毎日大変であろう。
そんな人生はまっぴらゴメンである。
だからわたくしは社会人に向いていない。社会不適応者である。
そんなわたくしにできる職業といえば、もうそれこそ小説家とか作家とか物書きとかしかない。
だからわたくしは小説家になりたいのである。誰とも関わることなく孤独に生きたいのである。
ただ残念なことに才能がない。作品をどんどん生み出す才能もなければ、文章の才能も、発想の才能も、ない。
普通、そういう人は夢を諦めるかがむしゃらに努力するかのどちらかである。しかしわたくしは諦めも努力もせずに、ただだらだらと書きつづけているだけなのである。
ダメ人間。
わたくしはダメ人間でいい、と思う。
なぜならわたくしの知っているダメ人間の皆さんは、皆、素晴らしい作家さんだからである。ダメ人間にならずしていい作家にはなれない、とすら思う。
作家なんていうのはダメ人間の集まりみたいなものなのかもしれない。一般的なこと、普通なことがてんでダメで、小説しか書けない人間。そういう人が作家になれるのだと思う。
アニメ「キノの旅」で主人公キノがこんなことを言う。
「本なんてものは、狂った人間が書いているものさ」
言葉どころかニュアンスも若干異なるが、まぁだいたいこのようなセリフである。
これを聞いてわたくしはうんうんと納得した。いやもちろん、正常な人もいるだろう。けれどもどこかおかしい人間でないと物語は書けないと思う。変で独特だからこそ、特別視されて本が売れる。要するに個性的な人間でなければ作品を書くことは出来ない。凡庸ではだめなのである。
ダメ人間は普通のことがダメな変人である。だから個性的である。つまり、物語を紡ぐ能力があるということ。
だからわたくしが目指すところはダメ人間なのだ。
社会不適応者だろうと変人だろうと構わない。個性的であるということ、それこそが得がたい才能なのである。
マジでビックリしました。
ありがとうございました。