ケータイ日記「今年も死苦の日がやってきた」４月９日

　きたきた!!
　今気づいたっ!!
　もうすぐオリキャラ「三谷駆」の誕生日（４月１３日）ですっ!!
　しかも今年は、
「１３日の金曜日」
　ですッ!!
　……って、駆くんの誕生日明かすの初めてなんちゃうか？(苦笑)
　ま、裏設定ですよ、ぬははっ……。
　金曜日は、私は、グループ本社の見学に行くので大阪にいますね。
　駆くんの物語に大阪は出てきませんが、まぁよしとしましょう。
　というか（使いどころ間違ってますけれど）……なんかしんどいです。
　別に死苦の日だとか意識していたわけでは断じてないのですが、なんだか疲れてます。
　就業時間過ぎてなんかフラフラしちゃいまして、力が抜けてしまったようなそんな感じになっちゃってます。
　上司のお話を聞いている最中に、車を猛スピードで運転していて止まらなきゃいけないのにブレーキが踏めなくてそのまま……という夢を思い出し恐怖に包まれました。
　社員寮に帰ってきたらなぜだか身体がガクガク震えてましたし。
　なんなんでしょう、いったい。
　もしかしてもしかして、危険予知？
　いまボクはかなりやばめな道を躊躇なく進んでいる？
　だから無意識に自分で自分に妙な体験をさせて「このままでは危険です」と知らせている？
　なんなんでしょう、なんなんでしょう。
　そんな気がしてなりません……。
　たしかに……たしかに今、前にやった大きな大きな失敗と、同じような状況に立っていますけれど。
　あのときボクは、なんのためらいもなく突き進み、大きな大きな罪を犯し、ひどく酷い罪悪感を背負いましたけれど。
　それを繰り返したくないのか？
　それを恐れているだけなのか？
　逃げようとしているだけなのか？
　またあのときのように最悪の未来が待ち受けているのか？
　危険予知なのか？
　…………わかりません。
　だけど、そうだ。
　まだ。
　まだぎりぎり、あのときとは違う方向の道が残されている。
　本当にギリギリではあるけれども。
　疑うこと。
　そういえば忘れていた気がする。
　あのときのボクは自分の理想を信じ込み、現実を見つめることを放棄していた。
　そのまま突っ走って砕けた。
　でも今回は違う。
　今からでも疑える。
　自分を信じてはいけない。
　ふふ。
　あやうく、忘れるところでした。
　疑わなければ、
　悪魔が再来してしまう。