久しぶりに図書館の本棚を見るとすぐボクは自分の目を疑った。
まず最初に目に飛び込んできたのは『君へ。』というエッセイ集だった。それはまぎれもなく乙一先生のエッセイが載っている本だった。ボクは早速その本を手に取りページを開いた。乙一先生のエッセイは最後に載っているのがわかった。トリを務めるとはさすが乙一先生である。読んでみて思った。くだらないけど面白い。「小生」の秘密がわかった。どうせ嘘なのだけ . . . 本文を読む
今朝もお腹は壊れたままでした。別段、なにも苦痛ではないのですが、自分でも気持ち悪いです。
食事は一応摂るようにしました。ときどき僕が家族の食事を作るので食べないわけにはいかないのです。
それに僕は、たとえ嘘でも生きることにしました。小さいけれど大きな夢を抱くことができたからです。
僕を許してくれる存在が見つかったからです。
僕は誰ともかかわりたくないと言いました。えぇ、僕は人間とはもうか . . . 本文を読む