実家のラナンキュラスが大当たり。
これでもか。 というぐらい咲いています。
小さな鉢なのですが。
元気に咲いているのを見ると
、こちらも元気になってきます。
昨年、友だちの40弦ハープを買い取ることになって、ハープのレッスンを初めてしまいました。
フルートとハープの大好きな曲があって、しかし待っていても、なかなか合わせる機会がなく。いっそのこと自分で弾いてみようか。と思いました。
しかし、自分で弾いたら、
誰が吹くのか?
いや、その前に小さな曲の伴奏もまだまだできません。
まあ、音が良くて響きが気持ちいいので、練習する度にうっとりするので幸せだからいいか。
いつか弾きたいハープとフルートの曲ランキング。
第3位はドビュッシーのフルート、「ハープとヴィオラのためのソナタ」
1915年、かねてから感じていたからだの不調。
ついにその年、直腸がんと診断されます。
痛みもひどく、麻薬も使っていたらしいです。
また、1914年から始まった第一次世界大戦
「緊張と混乱した日々が私にのしかかる。私はこの恐ろしい大動乱によって転がされているみじめな一原子でしかないのです。私のできることはどうにも情けないほどちっぽけに見えます。」ベル・エポックを生きたドビュッシーには耐え難い時代でした。
そのつらい不安な日々の中でこの曲を書きました。
不安で美しい曲です。
第二位
やっぱりビゼーの「アルルの女のメヌエット」
1872年 アルフォンス ドーテの短編集「風車小屋便り」の中の一篇をお芝居にしたのが「アルルの女」
このお芝居を上演するときに、付随音楽として書かれたのが「劇音楽アルルの女」です。
ビゼーが27曲の内、4曲を選んだのが「アルルの女第一組曲」
第二組曲はビゼーの死後ギローが4曲を選びました。
しかし、第二組曲のメヌエットはビゼーの歌劇「美しきパースの娘」から取られました。
この曲は人気で、初めて習いに来た生徒さんの半分が「この曲を吹くのが目標です。」と言われます。
わかります❗
そして、いよいよ
第一位
その曲は
モーツアルトの「フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299」
1778年アマチュアフルーティスト 外交官ギーヌ公アドリアン=ルイ ド ボニエールとハープを弾くその娘のために書かれました。
なんでも結婚式で共演するためだったとか。
幸福感に満ちたこの曲は、ギーヌ公が娘のレッスン料を半分しか支払わなかったし、協奏曲の料金は踏み倒す。という結末でした。
モーツアルトは「どこまでもばかで怠け者」と娘をこきおろし、二人は240年後までケチでバカな親子としてさらされることに…。
でも、それはこの曲の不滅の美しさによるものです。