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音楽論争

2011-05-20 21:18:31 | 音楽

木香薔薇(モッコウバラ)は中国原産。一度に咲くので、これを植えている家はほとんどの人がよく覚えています。とても印象的です。私もご近所の何軒かをモッコウバラの家として覚えています。

グルックのアルミーダは、1777年初演されました。
これは1686年初演されたリュリのアルミーダを例にした、ラモーとルソーの音楽理論の論争に発しています。

フランスの音楽が和声重視で、感情の音楽表現が乏しいとリュリーのオペラを取り上げて主張するルソーに対し、ラモーはそれを旋律ではなく、転調と言う手法で表現しているのに、ルソーが正しく読み取れないのだと主張して、大論争に発展しました。

このルソーの理論の正しさを証明するために、グルックは同じ詩に曲をつけました。

クラッシック音楽は、今では、価値が決まりきったように思われていますが、この時代はホットで生々しい論争が真剣に行われていました。



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