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アイリッシュハープ&ダルシマー&ギターコンサートとセッション

2016-03-17 00:12:26 | コンサート

昨日に引き続き、今日はオレンジハウスでコンサートでした。
今日は、ダルシマーの小松崎健さん、木南祐子さん、ギターの浜田隆史さんに、アイリッシュハープの清水よしえさんも加わった豪華メンバーです。

アイリッシュハープは前から聴きたかったのですが、初めて聞くことができました。
ダルシマーの木南さんとのデュオは、同じ弦ですが、音色が微妙に違うのが魅力です。
ダルシマーがメロディを、ハープが伴奏を主に受け持ちます。
清水さんは声もきれい。弾き歌いもすばらしかったです。

小松崎さん、浜田さんのデュオは、昨日もよかったですが、今日は真正面から聴けたので、より迫力があって、素敵でした。
浜田さんの「イイネ、イイネ」はFbを歌ったもので、傑作!爆笑してしまいました。
小松崎さんの「ファミリーレストラン」は、電車待ちのファミレスで暇だったから作ったそうですが、そうだと思えないほど、哀愁のある曲でした。

今日は終演後、セッションがあるということで、いろんな楽器を抱えた人がやってきていました。
まずは、ダルシマー。ペルシャ発祥説が最近では、ヨーロッパ発祥説に変わっているそうです。
似たような楽器がたくさんあるようです。
今ではアメリカで一番演奏されているそうです。
ひっかくのではなく、打弦楽器です。


私の前に座った人は、札幌から来たご夫婦。
なんと 夫さん自作のダルシマー持参。普通のダルシマーの半分の大きさで、一オクターブ高く、バックパッカーダルシマーいう既存のダルシマーより一弦多いそうです。
そのおかげで、レパートリーがぐんと広がるそうです。


そして、こちらはマンドリン。
「えっ!マンドリン?」と叫んでしまいました。

そうなんです。私はマンドリンオケ出身なので、マンドリンはよく知っているつもりでしたが、これは初めて見ました。
後で調べたら、フラットマンドリンといって、1902年アメリカのオービル・ヘンリー・ギブスンがボウルマンドリンにバイオリンの技術を応用して作った楽器だそうです。
主に、ブルーグラスなどに使われるそうですが、この方はアイリッシュで使われているようでした。

写りの悪いこちらは、アイリッシュハープ。グランドハープの歴史とは別に、アイルランドで発達してきた楽器です。グランドハープがペダルを使って調性を変えるのに対して、これは、弦の上についたレバーで一本ずつ手で、調を変えます。軽量で、小型ですが、3オクターブ半が出せます。

そしてこちらが、スコティッシュハープ、やはりペダルは無く、レバーで操作します。
アイリッシュハープより大きく、14キロもするそうです。これを持って今日は名古屋からこられたそうです!最後、アルルの女と、カノン伴奏してくれました。感動!


写真は撮れなかったけれど、他にも、ライアーや、バイオリン、ティンホイッスル、小型のギター?を持った曲弾きというしかない、フレットのところを弾いたり、頭の上で弾いたり、叩いたり・・・びっくりしました。普段会えないような楽器奏者が集まっていて、刺激的!

「アドリブできない、できない!」とくるなりブツブツ言っていたら、小松崎さんが、楽譜を渡してくれました。感謝です。

初めに私が唯一持参していたサリーインザガーデン。
「こっちに来て」って、真ん中やん!

せっかく真ん中に入れてくれたのに、一回目はチューニングしてなかった。う~ん残念。
また、たくさん楽器があるのに、フルートは音が大きい。オーケストラ楽器だからね~。
申し訳なかった(^^;

次のInnisherだったけかな?ともう一曲。初めて見た曲ばっかりだったけど、弦の人たちに囲まれて演奏して、めちゃくちゃ贅沢な一時でした。
コードが読めたら、アドリブ出来たらと、強く思いましたが、
なんか、初めて会ったような気がしない。温かい空気。
アイリッシュって、いいかもしれない。

小松崎さんが「アイリッシュはいいよ~。ジグとリール、スリップジグとかね。」と私に謎の言葉をつぶやいたのでした。
「オキャロランもいいよ~。」「キャロラン?」「オキャロラン。」
帰ってウィキで調べてみた。アイリッシュではそこを抑えないことにはなんともならないみたい。
そう簡単にはいかんかぁ。


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