音楽の喜び フルートとともに

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エル・システマ

2013-07-25 21:34:42 | 音楽

矮性アルセアシリーズ、レモン。さわやかでしょ。
暑い上に、湿度が高く、夏バテ気味。庭のお花も一日に2回水をやっていますが、少し遅れると葉がしおれてしまいます。

近所の子どもたちも庭にビニールプールを出してもらって水浴び。
「いいねぇ。」と声をかけると、子どもはにこにこ。お母さんが「子どもはいいけど、見てる方はねぇ。」
と帽子の下で汗をふかれました。そうでした。私も通った道。がんばれ!おかあさん。

フルトベングラー、帝王カラヤン。長い間、強烈なカリスマを持った指揮者がすみずみまで指示したベルリン・フィルでさえ、今では、民主化。
笑顔のサイモン・ラトルが指揮をし、子どもたちにワークショップを行い、「ベルリン・フィルと子どもたち」という、映画を撮り、収益を、ベネズエラの音楽教育プログラムに寄付。
アバドも、ラトルも今でもブログラムを支え続けています。

エル・システマはベネズエラで1975年に始まった音楽教育プログラムで、
「このシステムは、子供達一人一人に自分が財産であると思えるような環境を作り、練習の場は、完全に「ポジティブで快適な環境」になっており、恐怖、緊張、ストレスなどの要素は取り除かれ、演奏が充分でなくても指導者は決して「ダメ」や「無理」と言うことはなく、「あなた達は音楽を創れる」という様なポジティブなコメントが定期的に与えられ、常時ポジティブなフィードバックがある状態に保たれています。」

30年で300万人の子どもたちが、無償でこの教育を受けていて、現在、子どもたちの教育水準、地域貢献への参加度を大きく引き上げ、コミュニティにポジティブな影響を与える効果があることが、認められています。

音楽は世界を変える。

世界の音楽の民主化はもうだいぶ進んできています。