音楽の喜び フルートとともに

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バルトークデイ

2013-07-24 23:14:06 | 音楽

矮性アルセアのカーマイン。矮性って?病気や、成長調整剤などで、高さを本来の品種より抑えたものという園芸用語だそうです。アルセアはタチアオイの一種。夏になると、アオイ属が元気になります。

今日は夕方からIさんと、デュオの練習。
バルトークです。
忙しいIさんは、4時に来て、6時にはまたレッスン生のために、帰らなくてはなりません。
前回の練習の録音を聴いてみたら、いろいろ、課題を発見しました。
今回も録音しながら練習です。

合わなかった16番、私が付点を1拍勘違い。やっと、どんな曲かわかるようになってきました。

縦があってきたので、今回はニュアンスをつけてみます。
pはもっとpで、そのほうがアクセントがより際立ちます。
私は原曲のヴァイリンを意識しすぎて、当たりを強く吹きすぎていたので、改めます。
5拍子が特徴的な、17番は、セカンドの刻みが難しいです。ハンガリー独特のリズム感。
初めて会ったようなリズムです。しかし、近代音楽の変拍子というのとはちがって、これで踊れる土着の民族音楽という感じです。
Allegro ma non tanto アレグロで、しかしあまり甚だしくなく。
という、表記ですが、メロディラインだけを吹いてみると、ゆっくりした、暗い少し重い感じの不思議な曲という風に捉えやすいですが、標題には new year's song とあり、明るく、むしろ乾いた感じで、リズムを出したほうがよさそうです。

ハンガリーの民族音楽のリズムの勉強が足りません。
踊りのリズムは、民族の血。体から溢れ出る何かが必要です。
他にも、変拍子でなくても、変なところにアクセントがあったり。面白くなってきました。