ネコヤナギの新芽。ああ、春がきた。という感じがします。
今日は、私設留守家庭児童会で、「音楽で遊ぼう!」ワークショップをしてきました。
枚方の児童会では4年生までなので、えーいつくちゃおうとTさんが長期休暇の間だけ自宅を使って、子どもを預かっておられます。
はじめの2年間は午前中お勉強3時間位見て、午後遊びとやっていて、私はこのお勉強を見るというのを手伝っていました。
来た子にあわせていろいろ試行錯誤しているうちに、お勉強は1時間、その後2時間ワークショップか中遊びということりなり、今日は、ワークショップ。
3年生二人の子どもの参加。
今日は自由な時間が多いほうがよさそうということで、簡単なクイズ、菜の花って知ってる?何色?が最後のクイズ。「黄色!」「では、その菜の花のある景色を歌った曲を聞いてください」ということで、フルートで、「朧月夜」を演奏。無伴奏。ワーワー言っていたのが、いっぺんで静かになりました。
そして、「地獄のそうべえ」を読んで、音を好きな楽器でつけようかというところですが、この子達は
絵を描くほうが好きみたい。
「じゃあ、自分の絵本をつくってみよう。」ということで、画用紙を4枚。一人は3こま紙芝居を作ってくれて、発表。
「虫が飛んできて、人が長い舌を出して、ペロリ。頭にコンセントがついていて、それを電源にさすと、そこを通って虫が消化されるんだ、おしまい。」奇想天外で思いもつかないお話でした。」
もう一人は、少し描くと放り出してしまいます。
見ていると、自分のイメージ通りでないといやになってしまって、新しい紙をほしがります。
「これが、いいよ。」
「いがんでるんだもん。」
「大丈夫、いがんでたってこれがいいよ。」
「これが素敵だよ。」
何度も何度も声をかけます。すぐには自信はでないけど、すこしずつ、小さな絵を描いてくれました。
1時間過ぎると、新聞紙を細く丸めて先にタコ糸とマグネットをつけて、魚釣り作りになだれ込み。
そうなると音楽で遊ぼうは音楽は無いけれど、良いんです。
いろんな色や形の魚、イか、ざりがに。どんどん作って大漁で終了。
お昼は頂かない予定だったのが、Tさんが作ってくれた心づくしのお料理を頂いて帰りました。
子ども達はお弁当持参ですが、Tさんがつくしの佃煮を作っていてくれて、欲しい人は一緒にいただきました。
ほろ苦くて春の味。ごちそうさまでした