シネブログ

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『アンダーワールド』

2006年12月24日 08時10分50秒 | 映画レビュー
製作年度:2003年
上映時間:121分
監督:レン・ワイズマン
出演:ケイト・ベッキンセイル 、スコット・スピードマン 、シェーン・ブローリー 、マイケル・シーン 、ビル・ナイ 、アーウィン・レダー
オススメ度:★★★☆☆

ストーリー:
ビルの屋上から楽々と地上に降り立つ一人の美女。彼女の正体は吸血鬼<ヴァンパイア>の女戦士セリーン。ある時、彼女はヴァンパイアの宿敵、狼男族<ライカン>が人間の青年医師マイケルを追いかけていることに気づく。不審に思ったセリーンはマイケルの行動を追跡。そして、彼に直接尋問している最中、ライカンたちに急襲される。セリーンはとっさにマイケルを助けて逃走するが、その直前、マイケルはライカンのリーダー、ルシアンに肩を咬まれてしまう。それは、マイケルがほどなくライカンになることを意味するのだった…。



コメント:
吸血鬼vs狼男の戦いという割には、ほとんどの戦闘シーンが銃撃戦ってのはちょっとどうかな?って思いました。
しかも銃弾には、ヴァンパイアに対しては日光=紫外線、ライカンに対しては銀=硝酸銀の効果が発揮されるものを使用していて、ものスゴイ微妙な戦闘に見えてしまいます。
それぞれのキャラの特技を生かした戦闘シーンが少なかったのがちょっと残念。

しかし製作者側からすれば、敢えて銃撃戦という形式をとることによって、どこか人間らしさというものを残そうとしているのだと思います。
あまりにも怪物同士の戦いというイメージが定着してしまうと感情移入もできないだろうしストーリーとしても成り立たないものになってしまいますからね。

そういった意味では成功している作品だと思います。

世界観は常にダークな状態で内容にピッタリの雰囲気が出せていたし、キャラクター設定もなかなかかっこよくて良かったと思います。

続編にも期待したいですね。