シネブログ

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『シンデレラマン』

2006年12月14日 12時30分45秒 | 映画レビュー
製作年度:2005年
上映時間:144分
監督:ロン・ハワード
出演:ラッセル・クロウ 、レネー・ゼルウィガー 、ポール・ジアマッティ 、クレイグ・ビアーコ 、ブルース・マッギル 、パディ・コンシダイン
オススメ度:★★★★★

ストーリー:
愛する妻メイと3人の子供に囲まれ幸せに暮らすジムは、ボクサーとしても将来を嘱望されていた。だが1929年、彼は右手を故障してしまったことをきっかけに勝利から見放されていく。さらに時代は恐慌を迎え、やがてジムもライセンス剥奪で引退を余儀なくされ、失業者の一人として肉体労働をして家計を支えていた。そんなある日、元マネージャーのジョーから、一夜限りの復帰試合の話が舞い込んでくる。相手は勝ち目のない新進ボクサー。それでもジムは、その報酬で家族を救えるという一心で試合を引き受けるのだった…。



コメント:
まずこの映画が実話を元にしているってことに感動です。大恐慌時代、どん底の貧困から愛する家族を守るため命を懸けて再起のリングに上がる一人の男の姿を描くという、こんないい話がこの世の中に存在してたなんて、なんとも涙涙です。
俳優がまたいいんですよねぇ。主演のラッセル・クロウはすばらしい。迫力のあるボクシングシーンや家族を守る男の役で完璧な演技をしています。
またこの映画は主演だけではなく脇を固める俳優陣がいい味だしてるんです。特に僕は、ジョーを演じたポール・ジアマッティが好きだなぁ。アカデミー助演男優賞獲っちゃったのも頷けるすばらしさでした。他にもこの手のドラマには欠かせない俳優ばかりで、引き込まれる演技ばかりでした。
監督はあのロン・ハワード。「バックドラフト」や「アポロ13」の監督、そして今話題の「24」の製作総指揮などをやっている人なんです。だからドラマはお手の物。完璧な演出で最高の作品に仕上げてくれています。
一押しです☆