シネブログ

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『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』

2008年08月09日 23時32分33秒 | 映画レビュー
原題: THE MUMMY: TOMB OF THE DRAGON EMPEROR
製作年度: 2008年
別題:-
製作国・地域: アメリカ 上映時間: 112分
監督:ロブ・コーエン
製作:
ショーン・ダニエル
ボブ・ダクセイ
ジェームズ・ジャックス
スティーヴン・ソマーズ
製作総指揮:クリス・ブリガム
脚本:
アルフレッド・ガフ
マイルズ・ミラー
撮影:サイモン・ダガン
プロダクションデザイン:ナイジェル・フェルプス
衣装デザイン:サーニャ・ミルコヴィッチ・ヘイズ
編集:
ジョエル・ネグロン
ケリー・マツモト
音楽:ランディ・エデルマン
出演:
ブレンダン・フレイザー リック・オコーネル
ジェット・リー 皇帝
マリア・ベロ エヴリン・オコーネル
ジョン・ハナー ジョナサン
ラッセル・ウォン ミン・グオ
リーアム・カニンガム マグワイア
ルーク・フォード アレックス・オコーネル
イザベラ・リョン リン
アンソニー・ウォン ヤン将軍
ミシェル・ヨー ツイ・ユアン
オススメ度:★★★☆☆

ストーリー:
古代中国。自然界を操る魔力を持った皇帝は、呪術師の娘ツイ・ユアンに不死の魔術を発見させるが、皇帝に愛する人を殺された彼女は皇帝と臣下全員を呪いにかけ、陶器にしてしまうのだった。それから約2000年後の1946年、ロンドンで幸せに暮らすリックとエヴリンのオコーネル夫妻は、持ち主を不死の泉へ導くとされるブルー・ダイヤ“シャングリラの眼”を上海の博物館へ戻しに行く、という任務を外務省から託される。すると現地には、ハーバード大学に留学しているはずの息子アレックスがいた。実は彼は、2000年前の皇帝陵を発掘する大偉業を成し遂げていたのだった。しかし、一家がその皇帝のミイラを見に博物館を訪れると、中国を世界最強の国にしようと手を組んだ館長とヤン将軍が“シャングリラの眼”を奪い取り、皇帝を生き返らせてしまう…。

コメント:
特にひねりもなく最高のアクション・アドベンチャーで楽しませてくれる本シリーズ。個人的には1も2も安心して観れる作品として大好きな映画である。現代版『インディ・ジョーンズ』として人気の高いシリーズでもあり、本作もその期待には十分応えてくれている…

と言いたいところだが、全てがそういうわけでもなく、あまりにあっさり過ぎる展開にやや物足りなさを感じたというのが正直なところだ。なにしろ予告編さえ観てしまえばほぼ全てが予想できてしまう展開であるため、あまり驚きの展開は望めないだろう。とりあえず何も気にせず、夏休みに観る娯楽映画としては一番最適な映画でもあるように思う。

毎度お馴染みのVFXは、もはや言うことなし。今回は中国・上海から始まるアクションの数々。ちょうど北京オリンピック真っ盛りということで中国を舞台にしたことはタイミング的にもいい?気がする。

予告編にも出ているので言ってしまうがイエティ(雪男)の登場や、これまた副題(TOMB OF THE DRAGON EMPEROR)にもなっているので言ってしまうが3つ頭のドラゴンの登場など、クリーチャーにはそこそここだわりを持って作ったという感じだ。しかし、ドラゴンの登場シーンはあまりに短く副題にするまでもないという印象。皇帝は別のクリーチャーにも変身してしまうので、それは本編でお楽しみに。

最も残念で仕方がないのが、前作までエヴリン役で出演していたレイチェル・ワイズが交代してしまったこと。新たに出演したマリア・ベロも悪くはないのだが、女の力強さが少し弱まっている。それをカバーしたのがミシェル・ヨーといったところだろうか。またジェット・リーの参戦により、中国お決まりのワイヤーアクションがちらほら観られた。

本作のメイン・ストーリーと言えば、父と子の物語といったところだろう。前作でまだちっちゃかった息子のアレックスもいまや大学生。それにも関わらず親父は全く老けた様子がないところに少し疑問。ま、とにかくこの父子の関係は、まさにインディ父子そのもののようである。ピンチにも動じずひたすらスリルを求めたアドベンチャー好きの親子は、本作一番の見物に違いない。『インディ・ジョーンズ』の3作目で観たあの感動のシーンを彷彿させる展開も見られるのでファンなら必見。

あっ!そうそう、忘れてはならないのが、毎度お馴染みの名脇役ジョナサンの存在。
実は彼、上海で”クラブ・○○○○ッ○”というお店を経営しています。
相変わらずお宝のことしか考えていないご様子で(笑)
ま、これは本編を観てからのお楽しみということで!

『エバン・オールマイティ』

2008年08月07日 00時01分22秒 | 映画レビュー
原題: EVAN ALMIGHTY
製作年度: 2007年
別題:-
製作国・地域: アメリカ 上映時間: 96分
監督:トム・シャドヤック
製作:
トム・シャドヤック
ゲイリー・バーバー
ロジャー・バーンバウム
ニール・H・モリッツ
マイケル・ボスティック
製作総指揮:
イロナ・ハーツバーグ
デイヴ・フィリップス
マット・ルーバー
キャラクター創造:
スティーヴ・コーレン
マーク・オキーフ
原案:
スティーヴ・オーデカーク
ジョエル・コーヘン
アレック・ソコロウ
脚本:スティーヴ・オーデカーク
撮影:イアン・ベイカー
音楽:ジョン・デブニー
出演:
スティーヴ・カレル エバン・バクスター
モーガン・フリーマン 神
ローレン・グレアム ジョーン・バクスター
ジョン・グッドマン ロング
ワンダ・サイクス リタ
ジョン・マイケル・ヒギンズ マーティ
モリー・シャノン イブ
ジョナ・ヒル ユージーン
ジョニー・シモンズ ディラン・バクスター
グレアム・フィリップス ジョーダン・バクスター
ジミー・ベネット ライアン・バクスター
ハーヴ・プレスネル
ジョン・スチュワート
レイチェル・ハリス
ディーン・ノリス
オススメ度:★★★☆☆

ストーリー:
“世界を変えよう”を公約に掲げてみごと下院議員に当選したエバン・バクスターはTVキャスターの仕事を辞め、一家でヴァージニア州の郊外へ引っ越してくる。そして、早速ベテラン議員ロングから大役を任されるなど幸先の良いエバン。ところが、公約を実現したいと神に祈った次の日から状況が一変、神がエバンの前に現われ、ノアのごとく箱船を作るよう告げられる。こうしてエバンのもとにはどこからともなく動物たちや船の材木まで集まり、否応なしに船を作るハメに。さらに、エバンはヒゲも髪も急激に伸び始め、容姿がノアそっくりになっていく。やがて、洪水が起きるという日に箱船が完成。しかし、誰もが冗談と思った矢先、ダムが決壊し、本当に洪水が発生してしまう…。

コメント:
長さ300キュビト、幅50キュビト、高さ30キュビト

1キュビト=約44.5cmとして換算すると、
およそ「長133.5m、幅22.2m、高13.3m」となる…

一体何の大きさかって?
それは、本作で神様が一人の男に作らせた”ノアの箱船”である。


ノアの箱舟とは…

旧約聖書の『創世記』(6章-9章)にでてくる、大洪水にまつわる、ノアの方舟物語の事。または、その物語中の主人公ノアとその家族、多種の動物を乗せた方舟自体を指す。「はこぶね」は「方舟」のほか、「箱舟」「箱船」などとも記される。(ウィキペディア(Wikipedia))


『ブルース・オールマイティ』では、わずかなながらもジム・キャリーと肩を並べて爆笑を掻っ攫っていたスティーヴ・カレル。彼のコメディセンスは前作で十分証明済みである。本作ではその流れに乗せて、前作のジム・キャリーに対抗したオマージュ的な作品になることを勝手に予想していた。ところがどっこい、神様による無茶振りは前作以上にパワーアップし、思いもよらぬ展開に主人公エバンはとんでもない試練を受けることとなる。

神様からの指令…それは……
「やがて街を呑み込むほどの洪水が起こる。
 それまでに「ノアの箱舟」を作れ。」と。
 
これはまさしく神様による無茶振りである。
長133.5m、幅22.2m、高13.3mの船を一体どうやって作れと言うんだ。
本作はひたすら箱舟を作り続けるエバンの物語である。

動物がたくさん出てきます。
エバンの容姿が次第にノアと化します。
神の予言どおり洪水が起きます。

だけどホントそれだけの作品。
前作のようにコメディ要素があるかと言われればごくわずかに過ぎず、サクセスストーリーとしても何か物足りない。ラストの洪水シーンもあまり迫力がなくいまいち。結局ハートフルな展開に持って行きたかったのだろうが、これも全く感情移入できず不完全燃焼。

僕が期待していたのは、紛れもなくスティーヴ・カレルのコメディセンスだったのだ。前作でTVキャスターという役で出演した彼は、出演時間数分にもかかわらずジム・キャリーを笑いで食っていた。できることならあの笑いをもう一度観たかったのに残念で仕方がない。結果的にあまり続編として作った意味のない作品になっている。

前作は神から全能のパワーを授かって好き放題やっていたが、今回は逆にノアの箱舟の製造という重荷を負わされる。これが本当に途方もない作業で、終始ノアの箱舟の製造で終わってしまうのだ。これでは観ている方も疲れてしまう。どうせ神を出すくらいなら、もっと奇想天外な展開で楽しませて欲しかったものだ。

『ダークナイト』

2008年08月03日 22時20分51秒 | 映画レビュー
原題: THE DARK KNIGHT
製作年度: 2008年
別題:-
製作国・地域: アメリカ 上映時間: 152分
監督:クリストファー・ノーラン
製作:
チャールズ・ローヴェン
エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
製作総指揮:
ベンジャミン・メルニカー
マイケル・E・ウスラン
ケヴィン・デラノイ
トーマス・タル
キャラクター創造:ボブ・ケイン
原案:
クリストファー・ノーラン
デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本:
ジョナサン・ノーラン
クリストファー・ノーラン
撮影:ウォーリー・フィスター
プロダクションデザイン:ネイサン・クロウリー
衣装デザイン:リンディ・ヘミング
編集:リー・スミス
音楽:
ジェームズ・ニュートン・ハワード
ハンス・ジマー
出演:
クリスチャン・ベイル ブルース・ウェイン/バットマン
マイケル・ケイン アルフレッド
ヒース・レジャー ジョーカー
ゲイリー・オールドマン ゴードン警部補
アーロン・エッカート ハーベイ・デント検事
マギー・ギレンホール レイチェル・ドーズ
モーガン・フリーマン ルーシャス・フォックス
エリック・ロバーツ
ネスター・カーボネル
モニーク・カーネン
ロン・ディーン
キリアン・マーフィ
チン・ハン
リッチー・コスター
アンソニー・マイケル・ホール
キース・ザラバッカ
コリン・マクファーレン
ジョシュア・ハート
メリンダ・マックグロウ
ネイサン・ギャンブル
マイケル・ジェイ・ホワイト
ウィリアム・フィクトナー
マシュー・オニール
エディソン・チャン
オススメ度:

ストーリー:
ゴッサムシティでは、バットマンとゴードン警部補が手を組み、日々の犯罪に立ち向かっていた。だが、白塗りの顔に裂けた口の“ジョーカー”と名乗る正体不明の男が闇の世界で頭角を現わし、バットマンを嘲笑うかのごとく次々と凶悪事件を引き起こしていく。そんな中、新しく赴任した地方検事のハーベイ・デントは正義感に燃え、バットマンとも協力して犯罪の一掃を強力に進めていく。それでも凶行の手を緩めず街を混乱に陥れるジョーカーは、いよいよバットマンたちを窮地に追い込むための謀略を開始するのだった。


コメント:
全米オープニング10日間の興収338億円。
映画史上最高の興行収入を記録しているあの『タイタニック』に迫る出足である。

本作がヒットしている理由は単純に三つある。

1.今なお人気の衰えないキャラクター”バットマン”シリーズであること
2.”バットマン”シリーズに登場する最も代表的な悪役”ジョーカー”の再登場
3.そして”ジョーカー”を演じるのが今年1月にこの世を去ったヒース・レジャーであること

特記すべきはやはりヒース・レジャーについてだ。
はっきり言って”すばらしい”の一言!!

僕の記憶の中にはジャック・ニコルソンが演じた
あの”ジョーカー”のイメージが未だに濃く残っており、
不気味なメイクと笑い声に異様な恐怖を感じていたものだ。
ところがだ、そんな恐怖の対象だった”ジョーカー”の
イメージをヒースはあっさりと超えてしまっている。
史上最悪の敵役を映画史に誕生させたと同時に、
狂気に満ちた名演技を観客の記憶に植え付けたのだ。

彼の演技はホントにすばらしい。
エンドロールではホントに涙を流しそうになるくらい感動してしまった。
彼の演技には、何かとても重く圧し掛かるメッセージが感じられ、
俳優としてのプロ精神がひしひしと伝わった。
彼がすでにこの世にいないと思うと辛くてたまらない。
本作のヒットは彼が亡くなったからではない。
彼の俳優魂が自然と作り出した賜物に過ぎないのだ。


話は内容に移って、
そんな敵に立ち向かう”バットマン”といえば、
生身の人間にちょっとした小細工を施した程度のヒーローである。
悪の力に染まりつつあるゴッサムシティで、
愛と復讐に苛まれながら孤独なヒーローを演じている身なのだ。
彼は金持ちなところ意外、普通の市民と何ら変わりない。
ただ悪の根絶を祈るためにやっていることが、
逆に周りの人間を苦しめ次々と事件に巻き込まれていく。
事件が起きれば彼が起こしたものだと言われ、市民はそんな悲壮感を持つヒーローを
”闇の騎士(ダークナイト)”と呼ぶ。

そして”バットマン”とは対照的な位置にいる正義、ハーベイ・デント検事。
”法”のもとで悪を裁くその姿から市民は彼を”光の騎士(ホワイトナイト)”と呼ぶ。

また彼ら二人の間に挟まれ愛と生きる道に悩むレイチェル。
過去に”バットマン”と愛し合い、現在はハーベイの恋人という難しい立場である。

そんな3人を獲物にしたのが”ジョーカー”だ。
善人なものが持つ”愛””正義”を利用し人を殺すことで喜びを感じる。
まさに極悪非道の代名詞ともいえる悪役ぶりを見せ付けられるのだ。

正直言って、ここまでダークな物語は見たことがない。
アナキン・スカイウォーカーがダースベイダーに変わる物語なんててんで可愛い物だ…。
”ジョーカー”が起こす悪事の全ては言葉で語れない物ばかりである。
これは劇場に言って自分の目で確かめてしかないだろう。

とにかく本作は暗くて、悲しくて、ひたすら重い。
”愛”と”正義”そして”裏切り”…。
誰を信じればいいのか分からない状況が続き、希望があるようで最後まで見えない。
まさしく”バットマン”シリーズならではの”闇”につつまれた暗い物語である。

ヒース・レジャーの遺作となってしまった本作。
とにかく残念で仕方がないが、ぜひともこれは劇場で見て欲しい。
シリーズ最高であることは間違いし、
アクション、ドラマとしての完成度もかなり高いものになっている。

この映画を観ずして今年の映画は語れないと思う今日この頃である。

『崖の上のポニョ』

2008年08月01日 23時17分37秒 | 映画レビュー
原題:-
製作年度: 2008年
別題:-
製作国・地域: 日本 上映時間: 101分
監督:宮崎駿
プロデューサー:鈴木敏夫
原作:宮崎駿
脚本:宮崎駿
美術監督:吉田昇
編集:瀬山武司
音楽:久石譲
主題歌:
藤岡藤巻と大橋のぞみ 『崖の上のポニョ』
林正子 『海のおかあさん』
映像演出:奥井敦
音響効果:笠松広司
作画監督:近藤勝也
色彩設計:保田道世
制作:スタジオジブリ
整音:井上秀司
録音演出:木村絵理子
声の出演:
山口智子 リサ
長嶋一茂 耕一
天海祐希 グランマンマーレ
所ジョージ フジモト
土井洋輝 宗介
奈良柚莉愛 ポニョ
柊瑠美 婦人
矢野顕子 ポニョのいもうと達
吉行和子 トキ
奈良岡朋子 ヨシエ
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
海辺の小さな町で崖の上の一軒家に暮らす宗介はある日、頭がジャムの瓶にはまり困っていたさかなの子・ポニョを助け出す。ポニョはクラゲに乗って家出してきたところだった。それ以来、彼らは互いを好きになる。しかし、ポニョはある時、人間をやめて今は海の住人となっている父フジモトによって海の中へ連れ戻されてしまうことに。それでも、いつしか“人間になりたい”という気持ちが強く芽生えていたポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指すのだったが…。

コメント:
ポニョがかわいいから観ていたい
歌がかわいいから聞いていたい

でも一番いいのは子供が喜んでいる顔

内容は完全に子供向けの作品。
だがこの映画を観て喜ぶ子供の顔こそが、
大人にとっての最大のプレゼント。
そして宮崎駿が一番望んでいたもの、
まさにそれが”子供の笑顔”なのだ。


今日は映画の日ということで、仕事が終わって迷わず定時ダッシュ。
嫁と映画館へ走った。
窓口で「ポニョ大人2枚」と大の大人が発する。
これはマジで恥ずかしい。

映画館の中は夜にも関わらず子供がいっぱいいた。
そして危険なにおいも感じた。

子供はうるさい。

持ち込み禁止のお菓子をボリボリ食べ、
「ポニョはまだぁ~?」とお母さんに何度も聞く。
とにかく始まるまで落ち着きがなくうるさい。
子供嫌いの嫁が少しずつキレていくのを感じつつ、
先行き不安なまま「崖の上のポニョ」が始まった。


だがそこに奇跡は待っていた。
スクリーンいっぱいに映し出される美しい海。
無限に泳ぎ回る生き物。
そしてポニョ。

なんと子供たちはすぐさまその世界に引き込まれ、
今までが嘘のように無邪気な笑い声だけが映画館に響き渡る。

これがジブリの底知れぬパワーだ。
大人はその子供の笑い声につられ一緒に笑う。

ポニョが泳ぐと笑う
ポニョが喋ると笑う
ポニョが眠ると笑う
ポニョが走ると笑う

なんだかとても幸せになれるひと時である。

そして宗介とポニョの心温まる恋物語。
魔法なんか使えなくてもいい。
おっきな海で心優しい人間に囲まれて、
きっとそこにしかない愛で包まれていくんだ。

子供だけどでっかい壮大な純愛ドラマ。
この夏、そんな恋を見つけようよ。
ポニョは映画館で君を待っている。