シネブログ

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『レディ・イン・ザ・ウォーター』

2006年12月04日 02時16分13秒 | 映画レビュー
製作年度:2006年
上映時間:110分
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ポール・ジアマッティ 、ブライス・ダラス・ハワード 、フレディ・ロドリゲス 、ジェフリー・ライト 、ボブ・バラバン
オススメ度:★★★☆☆

ストーリー:
ごく普通のアパート“コーブ・アパート”の管理人クリーブランド・ヒープは、廊下の掃除や電球の交換をするだけの単調な毎日を送っていた。ところがある晩、彼の前にストーリーと名乗る謎めいた女性が姿を現わす。クリーブランドは彼女がおとぎ話に登場する精霊(ニンフ)のような存在であることを突き止める。彼女は恐ろしい怪物に追われ、自分の世界に戻れずに、中庭のプールに身を潜めていたのだった。クリーブランドはアパートの住人たちと協力し、彼女を元の世界へ戻してあげようと奔走するのだが…。

コメント:
まず最初に言っておきたいことがあります。
この映画を観るに当たって「M・ナイト・シャマランの映画だから・・・」という固定観念は捨てた方がいいです。
今作を観た人のレビューを見ていると、どうもその固定観念が邪魔して期待はずれだったという感想がほとんどでした。
つまり『シックス・センス』のようなどんでん返しを期待してはいけないってことです。
公開前にシャマラン監督本人が一番それを念押ししてるんですけどね。

CMや予告編を見ただけだとミステリーなのかホラーなんかよくわからん感じですが、実際の内容はファンタジーといった感じです。
正直ツッコミどころ満載!
でも観ている間はそんなこと全然気になりませんでした。

舞台となるのはフェラデルフィアにある一つのプールつきアパート。このアパートの住人の中から水の妖精を救うためのキーマンを見つけていく過程はとてもおもしろかった。
まあおもしろかったといえばそこだけかも。

で、いつも自分の映画にはチョイ役で出演しているM・ナイト・シャマランですが、この作品ではなかなかの重要キャラを演じていて、しかも最初から最後まで出演しっぱなしだったのが個人的には一番おもしろかった!というかウケたw
監督の顔を知らない人からすれば全く気にならない問題ですが・・・

おとぎ話を信じる子供のような感性で鑑賞すると楽しめる作品だと思います。