シネブログ

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『ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR』

2006年12月27日 00時01分24秒 | 映画レビュー
製作年度:2004年
上映時間:115分
監督:ティムール・ベクマンベトフ
出演:コンスタンチン・ハベンスキー 、ウラジーミル・メニショフ 、マリア・ポロシナ 、ガリーナ・チューニナ 、ヴィクトル・ヴェルズビツキー 、マリア・ミロノーワ
オススメ度:★★☆☆☆

ストーリー:
この世には、人間でありながら特殊な能力を持ち異種と呼ばれる者たちがいた。彼らは“光”と“闇”の勢力に別れ太古の時代より激しい対立を繰り返していた。悪と不幸を好む闇に対し、人類の平和と安定を実現するため戦いを続ける光の勢力。しかしおよそ1000年前、両勢力の力があまりにも拮抗、このまま戦闘が続けば全滅が避けられないと判断した光の王ゲッサーと闇の王ザヴロンは、休戦協定を結んだ。以降、異種に目覚めた人間は、光と闇のどちらに入るかは本人の意思で決められた。そして、闇の行動は光の監視人“ナイト・ウォッチ”によって、反対に光の行動は闇の監視人“デイ・ウォッチ”によってそれぞれ常時監視され両勢力の微妙な均衡は保たれてきた。現代のモスクワ。ナイト・ウォッチとして活動するアントンは、闇のヴァンパイアに狙われた少年イゴールの救出に向かい地下鉄に乗り込む。彼はそこで何者かの呪いを意味する空気の渦が頭上に出来ている女性を目にする。それはアントンの力では消し去ることのできない強い呪いだった。この時アントンはまだ知らなかった。まもなく光と闇の均衡を崩してしまう強力な異種が誕生しようとしていることを。そしてその鍵が、この女性スヴェトラーナにあることを。



コメント:
ロシア国内で歴代興行記録を塗り替える大ヒットとなった本作。
ちょっと期待しすぎたせいなのか全くおもしろくなかった。

まず全体的に言いたいのはハリウッドを意識しすぎだということ。
最近大ヒットとなった『マトリックス』や『ロード・オブ・ザ・リング』のパクリではないかという演出が多数あります。
製作者たちが意識していないと言ったとしても、普通の映画ファンなら絶対そっちに繋げてしまうでしょう。

それに展開が早いし、無駄にCGに凝った映像が多くて内容をつかむのに時間がかかった。
最後はえらい中途半端に終わるなと思ったら、これは第一部だったんですね。
それにしてもあまりに唐突に終わったのでビックリしました。
力を入れて作った作品であるのならもっとストーリーにも重点をおいて、原作を読んでない人にでもすんなり入れる内容にして欲しかったな。

とにかく残念としかいいようがない部分が多かったです。