シネブログ

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『ティム・バートンのコープスブライド』

2006年12月15日 12時33分19秒 | 映画レビュー
製作年度:2005年
上映時間:77分
監督:ティム・バートン 、マイク・ジョンソン
声の出演:ジョニー・デップ 、ヘレナ・ボナム=カーター 、エミリー・ワトソン 、トレイシー・ウルマン 、ポール・ホワイトハウス 、アルバート・フィニー
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
19 世紀ヨーロッパのとある小さな村。ビクトリアとの結婚を間近に控えた青年ビクターは、ある日森の中で地面から突き出ている人の指のような棒きれを発見する。彼は本番の練習のつもりでその棒に結婚指輪をはめ、誓いの言葉を述べるのだった。ところがそれは本物の人骨で、突然地面から花嫁衣装を着た白骨化した女性が現われるのだった。彼女はこの世に未練を残し亡くなった花嫁で、ビクターの言葉を真に受けて、死者の世界から舞い戻ってきてしまったのだった。そして恐れおののくビクターを強引に死者の世界へと連れ去ってしまうのだったが…。



コメント:
とにかく最初から最後までティム・バートン一色の作品でした。
”コープスブライド=死体の花嫁”というタイトルだけあって、ちょっとダークな雰囲気に包まれた内容ですが、随所に挿入されたミュージカル調の演出がユーモアたっぷりでバランスがとれていたと思います。
この作品はストップモーション・アニメーション(Stop motion animation)という撮影技術を使っているのですが、この技法を使ったことで映画にぴったりの質感を出せているような気がします。ストップモーション・アニメーション(Stop motion animation)とは、静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かして撮影し、あたかもそれ自身が動いているかのように見せる映画の撮影技術です。
いかにもティム・バートン的な作品ですので、彼の作った映画が好きな人なら誰でも楽しめる作品ではないでしょうか。